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07/31/2008

Devil May Cry 4 - 力が欲しいか、ならばくれてやる

God of Warらしくなって参りましたというわけで、ここからはボス戦のオンパレードが続く。本来ならば喜ぶべきはずなのだが嬉しくはない。なぜならば、また同じボスが登場するからだ。仏の顔は二度までだった。三度も同じことを強いられるのは作業以外の何者でもない。某暗殺できない自称暗殺者ゲームほどではないが、もはやウンザリ感は拭いきれない。



道を進むためには私の嫌いなライオンのごきげんようを繰り返さなければならないのも癪に障る。バスターを使えば目押しが可能なものの、失敗するとサイコロの振り直し。これを作業と呼ばずして、なんと形容しよう。

ボスよりも電撃ビリビリのピカチュウの方が難敵。ピカチュウの帯電はダンテだとパンドラのゴリ押し作戦が効いたが、ネロでは根気よくチャージショットを与え続けるしか方法がない。必然的に長期戦にならざるを得えない厄介な敵だ。ピカピカ。

 

・後悔をしない為に発生する病「後ろ髪引かれ病」

アクションゲームながらDMCには完璧主義者症候群、取りこぼし恐怖症、もったいないお化け病の要因が介在している。完璧主義者症候群、取りこぼし恐怖症とはRPGにおける右と左に分かれた道だと考えて欲しい。

あなたの前に二つの道が用意されているとしよう。左と右、先に進む道は二つの内のどちらか一つだけ。あなたは右の道を選び、先へ進むことが出来た。しかし、左の道が気にならないだろうか。もしかしたら左の道を進めばなんでも願い事を叶えてくれる泉が存在するかもしれないし、宝箱が用意されているかもしれない。結局、あなたは正しい道は右だと分かりつつも左の道も探索してしまう。これが完璧主義者症候群、取りこぼし恐怖症の一因である。

もうひとつ例を挙げてみよう。あなたはアイテムを入手した。これを使うと魔力の回復が出来る。しかし、このアイテムは貴重品でなかなか手に入らない代物だ。いま使ってしまえば、今度はいつ入手できるか分からない。結局、あなたはアイテムの使い時が分からず、使用せずにクリアしてしまった。これが完璧主義者症候群、もったいないお化け病の一因である。

ゲームには少なからず、こうした分岐を迫る箇所が存在し、後ろ髪を引かれる思いをすることが度々ある。ゲームでは容易にリセットができるがゆえに選択肢前でセーブして結果を見てから最善の選択をしたり、エーテルやラストエリクサーは使わずにそのままクリアしたことはないだろうか。

ホーリースター、バイタルスターの使い時が全然分からない。