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07/02/2008

Alone in the Dark - 良作でもなければ駄作でもない

あまり急いでプレイしてもイライラした気持ちが募りそうなだけなので、まったりと進めている。こういうタイプのゲームは薄く長く付き合うのが楽しむ秘訣なのかもしれない。

セントラルパークへと入り、少し散策の自由が生まれた。これまで一本道だったが、ここでは目標への道がいくつか用意されている。徒歩でゆっくり進むのも、車に乗って超特急するのもプレイヤーの自由だ。しかし、敵があちらこちらを徘徊しているので注意しなければならない。

「車に乗ったら安全でしょ?」と思ったそこのキミ、考えが甘い。やつらは車目掛けて大ジャンプしてボンネットに乗り、鉄拳を食らわしてくる。徒歩で敵に出くわした場合はあり得ないジャンプ力を発揮しないので、徒歩で戦った方が精神的に安心だ。複数にボンネット攻めされるより、一人ずつ撲殺天使した方が後々楽。



敵にトドメを刺すには必ず炎であぶらなければならない。それには複数の手段が用意されており、棒に引火、スプレーとジッポーで火炎放射、油を流して引火、油瓶を投げて爆破、弾に油を注いで炎弾効果などがある。どの手段で倒そうか、色々と試行錯誤が出来るのが面白い。

個人的に手っ取り早いのは炎弾である。このゲームは操作性があまりよろしくないため、一つの方法だけで完結できるのが望ましい。銃を使えばノックダウンからトドメまでスピーディーに行える上に、油や弾の消費も少量で済み、コストパフォーマンスが高いので重宝する。油瓶を投げて爆破はまるまる一つ油を消費してしまう。火炎放射も燃費が悪い。棒に引火させるのも、まず引火する方法が面倒なので除外。必然的に銃頼み。もう少し操作性がスムーズならば色々と戦術を駆使しようとも思うのだが、使い勝手が悪いせいでやる気にならない。



昨日と同じく、パズルの出来自体はそれ程悪くはないと感じる。kei氏が仰るように、色々と要素を組み込んだはいいが、複雑になりすぎて操作が追いつかない仕様が諸悪の根源だと思う。

インベントリ画面が機能性に乏しい上に、開いている最中もリアルタイムに時間が過ぎてしまうのも問題だ。いっそのことインベントリを開いている最中はバイオなんたらのごとく時間が止まるようにしてもよかったのではないか。4つのカスタムパレットだけでは装備交換全てに対応できず、逃げながら武器を切り替えるのではテンポが悪い。360ならなおのこと、この点で苦慮するだろう。