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03/04/2008
Penumbra:Black Plague感想 - 仮面ライダーブラッ!
・Penumbra:Overture感想
・Penumbra:Black
Plague感想
しかし、シャドウムーンはかっこいい。あの無駄のない洗練されたフォルムはライダー中、最も美しい造形だろう。カシッ、カシッと踏み鳴らす足のギミックがイカしている(カブトのキックホッパーのもよかったが)。西洋然とした甲冑ながら、そこから繰り出されるキビキビとした動作が素晴らしい。
今でこそ当たり前になっているが(というかややこしくなりすぎ)、ライダー対ライダーの構図も良かったのだろう。ヒーローものとしては王道なのだが、ライダーの系譜では珍しい展開だった。兄弟のような仲にも関わらず、分かち合えない苦悩。シンプルでシリアスな王道路線だからこそライバルの存在が光っている。
平成に入ってからはいかんせんコミカルなストーリー(傾向的にRXもそうだが)と複雑な人間関係が中心となり、ライダー対ライダーの二極の対決も珍しくなく、有り難味がない。ただ、コミカルなストーリーはそれはそれで面白いのだけれど。電王のシリアスな展開への持っていきかたは見事でしたし。
しかし、幼稚園の頃、リアルタイムに見ていたのがBlack(RX)で、記憶は曖昧ながら印象が特に強く残っています。ボクにとってのヒーローはウインスペクターやジャンパーソンじゃなく、Blackなわけです。てつをさんなわけです。その頃「リ゛ボル゛ケ゛イ゛ン゛ッ!」ってマネしてしました。でも、造形としてはシャドウムーンが好き。そんなアンビバレント。
はい、一切つっこみません。