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01/19/2008
Doom3 - 謎すなわちミステリー
Doom3でThiefを再現するMOD「The
Dark Mod」が今日リリースされるよ。
みんなDoom3インストールして、準備は出来てるかい。
最新パッチはv1.3.1だよ。ちゃんと当てておこうね!
賛否両論あったけど、ボクはDoom3が大好きだ。
フラッシュライト片手に索敵しながら、ショットガンに素早く切り替え、敵をゼロ距離射撃して葬り去った爽快感は特に最高だよね。始めは怖々プレイして、なかなかスムーズに敵を倒すことが出来なかったけど、徐々にコツをつかんで上手くなったと実感出来た時は嬉しかった。そして、絶叫プレイがキリングタイムに変化して、Doom3を夢中でプレイした蜜月日。あの時の事は母親の胎内に居た時のように覚えている。それすなわち…
ということで大好きなDoom3を表現してみたい。
・奈須きのこ風Doom3
HL2がシネマチックアドベンチャーの名作なら、Doom3はアクションゲーム
の傑作だろうか。舞台は暗闇の多い研究所。故に恐怖心を煽る。言うなれば
昼下がりにテーマーパークのお化け屋敷に入るが如く恐怖感がゲーム中に満
ち溢れている。しかし、怖い物見たさで続けてしまわせるのだから始末が悪
い。それは正に幼少の頃に買ってもらったバースデイプレゼント。誕生前夜
に胸をときめかせる憧憬のごとく。敵に一撃を爆ぜる爽快感のあたり、病み
付きになる中毒性を孕んでいる。
「き、もち、い―――」
頭の中をエンドルフィンが駆け巡る。
焼失する敵。喪失する時間。消失する理性。互換を失う五感。視覚。聴覚。
触覚。快感の感覚は間隔的にてセンスオフ。恐悦は悦楽へと絡合し、感悦は
果決へと帰結。ようやく踊躍への様相を想蘊する。
・ケータイ小説風Doom3
───アタシの名前はドゥームズガイ。顔に傷を負った海兵隊。瓶蓋系でコワモテミドルの悲惨な代表♪
アタシがつるんでる友達は警備をやってるアイボ、ランタン片手に暗闇で縮こまるジェームス。
出会って速攻食われたマリーン達。
予備電力があってもやっぱり研究所はクラヤミ。今日も研究所はちょっとしたことで停電になった。
デーモン相手だとこんなこともあるからストレスが溜まるよね☆そんな時アタシは一人で研究所の中をショットガン片手にサバイバルすることにしている。
暇を弄ぶ毎日のちょっとした気分転換ってやつ?自分らしさの演出とも言うかな!
「あームカツク」・・。そんなことをつぶやきながらしつこいインプを軽くブチ殺す。
「キー、キー、キー」どいつもこいつも同じようなセリフしか吐かない。
地獄生まれ研究所育ちのデーモンのタマゴはカッコイイけどなんか薄っぺらくてキライだ。もっと等身大のアタシを見て欲しい。
「カラン、コロン、カラン・・。」・・・またか、と海兵隊員のアタシは思った。話し合いは拒否するつもりだったけど、 チラっとそのデーモンの顔を見た。
「・・!!」
・・・チガウ・・・今までのデーモンとはなにかが決定的に違う。生存危機の感覚がアタシのカラダを 駆け巡った・・。「・・(強そう・・!!・・これってピンチ・・?)」
デーモンはレブナントだった。追い込まれた密室で応戦する。「キャーやめて!」ミサイル2丁を撃ち込まれた。
レブナントとマゴット、そしてマンキュバスまでもが集合
「ガッシ!ボカッ!」アタシは死んだ。運命(笑)
・蓮實重彦風Doom3
まず、Doom3の特徴を挙げるとするならばグラフィックの緻密なディティール感を挙げなければならないがそもそも発売当時はハイスペックでもフルオプションで快適に動作させるのは難しいほどであってリアルタイムにプレイした人の何人がその設定で遊んでいたかは分からないが想像するに極めて稀と思われるもののたとえ設定を少し下げたとしてもグラフィックの圧倒的な表現力はこれまでのゲームを凌駕するクオリティを持ち合わせており人々は誰しもDoom3のビジュアルに驚愕したと記憶していると同時に私もその一人であったためにその事を強く覚えているわけだがその高品質なデータで再現されたデーモン達は昔ながらの面影を残しながらもかっこよくリファインして登場するわけだが始めて姿を拝んだときは心の底から深い感動を味わった事も今では感慨深いもののゲーム中は常に暗かったが故にハッキリと視認できる状況が少なかったのは残念ではあるが暗闇を活かしたゲーム性はしっかり確立されて昇華されていたため意図は理解できたので不満には感じなかったというものの世間では終始暗闇であることに不満を抱いた人は少なからず居たのは紛れもない事実であり万人向けを狙うという意味では一部失敗だったとも言えるが全てのゲームが万人に媚びる必要はなく特定の層に向けたゲームの存在もあってはいいのではないかと個人的には思う次第でありまさにそういう意味ではDoom3は硬派なゲームだったと言えるかもしれないもののやはり研究所のレベルが長すぎるという批判は的外れではない指摘だと思われゲーム展開にメリハリがもう少しあっても良かったのではないだろうか。
・ウィリアム・ギブスン(黒丸尚)風Doom3
ボクは散弾銃/ショットガンを両手に握り締め、懐中電灯/フラッシュライトを腰にぶら下げた。粗雑/クルードでいて、繊細/テクニカル。これこそがボクのスタイルだ。武器/ショットガンに懐中電灯/フラッシュライトをくくりつけたり、ライト付きの武器を使用したりなんかしない。そんなのは技術崇拝/テクノラトリィのやることだ。粗雑/クルードネスでいて、低技術/ローテクなボクには必要ない。
研究所/プラントの外は空き番組/チャンネルに変えた色だった。憂鬱な空模様のせいで研究所/プラントのクローム色の外壁は鈍く曇っている。気分も思わず沈みがちになってしまう。
無線に連絡が入った。数MHzの電波に乗った声が頭の中に響き渡り、その言葉に思わずボクは首をしかめる。研究所員/テックの無残な死体を発見されたらしい。今月に入ってこれで何度目か。この前の事を振り返り、舌打ちしを繰り返しながら所内へと探索に回る。
やつは暗闇の中に居た。二つの赤い目を光らせて。こちらの動向を窺っているようだ。通路に響き渡るのは静寂。遠くに機械のかすかな作動音/モーター音が聞こえるだけだ。やつが足を一歩踏み出す。鉄の床が耳障りな音を立てて軋んだ。
そして、ボクは今日も粗雑/クルードにやる。
途中で何を書いてるのか分からなくなった。
日本語がゲシュタルト崩壊する。
・Weekly 4Gamer
お正月プレゼントのおたよりを書いたら採用されてました(名前は変えてます)。謝礼が貰えるそうですよ。うわぁぁい。プレゼントの方も当たるといいなぁと願いつつ。ちなみに応募したのは一万円強するマウス(マイクロソフト製だったかな?)です。