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11/25/2007
F.E.A.R. Perseus Mandate - 銃撃戦さえあればそれでいい
なんたらフォーチュン返金問題がなかなか入荷されないので、お先にF.E.A.R. Perseus
Mandate。2本目の拡張パックということで、目新しさはもうほとんどありませんが、相変わらず敵との駆け引き、すなわち銃撃戦が楽しい。これで全て許せてしまう。
ここのところ、Call
of Duty
4(アトラクションゲーム)→Portal(パズルゲーム)→HL2:EP2(アドベンチャーゲーム)をプレイしていた為、直球のFPS(シューティングゲーム)で遊べる事がとにかく嬉しい。
主人公が違うということもあってか、銃撃戦8割、演出2割くらい。これまでよりも銃撃戦の比重が多く、まさにオンパレード。EPでも感じたが、MonolithよりTimegateの方が銃撃戦を楽しめるレベルデザインを心得ている。
ただ、デザインの質に関しては、多くの方が言われているように本家に比べても落ちるレベル。30fps
- 200fpsと変動が大きく、パフォーマンスも安定しない。これは屋外のロケーションが増加したのとライティングの使い方に問題があるのではないか。
ご存知の通り、FEARのリソースは屋外向けではない。本家FEARで遠景にガックリきた人は居るだろう。PMもそれと変わらないガッカリする風景が続く。相対的に他のゲームと比べてしまうと時代を感じずにはいられない。また、ライティングの配置が安っぽさを助長、おまけにパフォーマンスを圧迫している。
FEARは光と闇のコントラストをうまく使い分けていたが、PMでは全体的に明るく、暗闇でもライトを用いなくても見える所が多い。これは銃撃戦を中心にしたゲーム内容ゆえに仕方のないことかもしれないが、ここでデザインに開きが現れている。ライトの重なった場所や遠景のシーン(ポリ数が膨大な場所)では、ガクガクッと動作が怪しくなり、全体的にMODのようなツメの甘さが目立つ。
オブジェクトが野暮ったいのもその一つ。FEARのVaultには感動すらしたが、PMに登場するオブジェクトの安っぽさは異常。遡ってAVP2の時代を思い出した。
拡張パックゆえにグラフィックには目を瞑った方が良い。その分、銃撃戦はこれまで以上に十分楽しめる内容。FEARの銃撃戦を気に入っているか否かで、PMの評価も変わってくると思われ。ホラー要素は少ないので、そこに期待する人はガッカリするかも。というのが現時点での感触。
まだ、ゲームはACT3であり、これからデザインでも魅せてくれるかもしれない、という期待を抱きつつ続ける。