SteamWorld Dig – 尖った所はないが出来はいい(クリア)

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4時間でクリア。穴を掘り、金塊でアップグレードしつつ最深部を目指すアクションゲーム。西部劇+スチームパンク風の世界観だが物語はシンプル。キャラの掛け合いも最低限で、掘ることに集中できる。

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初めはしょぼいツルハシしか持ってないが、ドリルやロケットパンチ、ダブルジャンプやダッシュを習得し、どんどん便利になっていく。適度なタイミングでできることが増えていき、成長要素が先へ進ませる原動力の一つとなっている。ここのバランスが大変絶妙で熱中させ、止め時が見つからない。

死んだらお金が半分になり、金塊をその場に落としてしまう為、金塊が貯まった時点で地上へ戻るのが無難。また、明かりは時間の経過で薄暗くなっていくので明かりを補給する為にも定期的に地上へ戻る必要がある。地上は西部劇風の風景で開放感があり、薄暗い洞窟から戻った時に心が安らぐ。こういうタイプのゲームだとずっと薄暗い場所にいて閉塞感でイヤになるが、本作はそのへんをうまく解消している。ちなみに金塊は地上で換金でき、そのお金で装備品をアップグレードするという流れ。

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深い階層の土ほど固くなっていくがツルハシやドリルをアップグレードすればサクサクと掘り進めることが可能になる。掘るのが気持ち良くてむやみやたらに掘ってしまうことも。基本的に掘った場所はそのままとなるので序盤は考えて掘り進めたい。洞窟の構造は固定であり、死ぬ度に構造が変わるようなシステムではない。ローグライクではなく、メトロイド系のゲームデザインである。

何度もリプレイするようなタイプではないし、難易度は低めで時間的なボリュームも短く、少し物足りなさを感じるほどあっさりと終わってしまう。ただ、そのくらいがちょうどいいのかもしれない。メトロイド系のアクションや掘るのが好きな人は5ドル以下ならどうぞという感じ。

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