Sker Ritual – 謎解きと敵の波状攻撃の相性が悪い

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マップ内に仕掛けられた謎解きをしながら大量の敵をなぎ倒し、ボスを倒すCOOPシューター。最大4人までのCOOPに対応。

敵を倒すとポイントを獲得し、そのポイントで武器を買ったり、能力を強化できる。そのポイントや能力値や装備は次のゲームではリセットされる。やりこみ要素は装飾アイテムのみ。

死んでもトークン(死亡保険)を持っていると特定の場所で復活できる。ソロの場合でトークンを持っていないとゲームオーバー。COOPでもトークンを持っていない状態で同時に死ぬとゲームオーバーになる。

ウェーブ制のシステムを採用しており、敵を一定数倒すと次のウェーブに移行し、敵の登場数や能力が強くなっていく。先へ進むためには謎解きをしなければならないのだがこれがウェーブ制のシステムと嚙み合っていない。

マップ内のどこかにあるアイテムを探したり、隠された暗号を見つけ出してパズルの図柄を合わせたりといった作業を敵と戦いながら行わなければならない。Call of Dutyのゾンビモードとバイオハザードの謎解きを混ぜ合わせたようなゲームプレイで忙しい。

効率良く進めるためにはウェーブを進ませないように敵を殲滅させず、謎解きを行い、ポイントが必要になった時だけ敵を最低限倒した方がいい。邪魔だからと言って敵を倒し、無闇にウェーブ数を進ませるとこちらの手に負えない状態になる。ずーっと敵が後ろから付いてきながら謎解きを行う形になり、すっきりしない。

2023年5月の段階では3つのマップが存在する。2023年6月の段階では4つのマップが存在する。
・ラヴァーノックの呪われし大地 – 謎解きの内容が敵を一定数倒したり、目的物を破壊したり、誰かをエスコートしたりするといった分かりやすいものが中心で遊びやすい
・スカーホテルの燃え殻 – マップ内に散らばったアイテムを集めなければならないのだが矢印が出ず、しらみつぶしで探さなければならなかったり、視界が真っ暗になったりと面倒な謎解きが多い
・死者のどぶ川 – 目的物を探すのが面倒なところがあるが明るい場所が多いのでスカーホテルよりかは遊びやすい
・悲しき恋人たちの要塞 – 2023年6月に追加。明るい場所が多い為、探索はしやすい。図柄を使ったパズルがあり、ウェーブ制のシステムと噛み合わせが悪い。

謎解きとウェーブ制のシステムが噛み合っていないし、バランスも悪い。可能性を感じさせる内容なのだが調整不足という印象を持った。ウェーブが進み過ぎると忙しくて謎解きどころではないし、一度に登場する敵の数が後半は多くなりすぎる。

難易度はノーマルで遊んだのだが低い難度の方が時間に余裕がありそうなので楽しめるのかも。二人でプレイしたので四人の時はまた違った印象を抱くかもしれない。

※後日、最低難度で遊んだ。ウェーブ間の休憩時間が長くなり、敵の強さが上昇しない為、サクサクと進める。ヌルくなりすぎて、これはこれでどうか?という印象を持った。

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