970をぶんぶん回したくて、負荷の高いものがいいなぁとCrysis3をやろうと思ったがCrysis2も途中で止めてしまっていたのでこの際だから二つともやろう、二つで十分ですよ(BR感)でCrysis2からスタート。私の中ではFar Cryが至高で、それ以降はゲームエンジン屋さんのデモという認識が強いんだけど、ストーリーや設定はCrysis2、Crysis3と興味深いことになっていて面白いなと思う。
Crysis2では普通の兵士のアルカトラズが主人公なのだが冒頭でエイリアンにボロボロにやられてマキシマム瀕死状態。そこへナノスーツを着たプロフェットがやってくる。プロフェットはウイルスに侵されていて、もう長くない。そこでアルカトラズにナノスーツを着せて、自分の意思を継いでもらおうとする。その結果、アルカトラズはナノスーツの修復機能によって生命を維持できるようになった。
しかし、周りの人間は敵をぶっ殺して大暴れしているナノスーツのことをプロフェットだと認識していて、アルカトラズは身体を損傷した関係で声を出せず、訂正もできない。おまけにナノスーツとの融合が進んだ結果、プロフェットの記憶が侵食してくる。
果たして主人公は何者なのか。蓄積されたプロフェットの記憶を元に人格や意思をエミュレートしている存在だからプロフェットなのか、プロフェットの真似事をしていても体はアルカトラズだからアルカトラズなのか、人間の真似事をしている機械(ナノスーツ)は人間なのか機械なのか、アイデンティティを考えさせる内容で面白いっすね。
だって私は人形なんかになりたくなかったんだものー!(イノセンス感)と言ってもナノスーツが無かったらアルカトラズは死んでるわけで。むしろ寄生されて体を好き勝手に利用されるのならあそこで死んでた方がよかったかもしれない。いや、アルカトラズは正義感の強い人間でプロフェットと呼ばれようが周りの人間に頼りにされるのが気持よくて、これ以上気持良くなったらプロフェットになっちゃうヤバイヤバイと言ってる内にプロフェットでもいいじゃんアゼルバイジャンになったとか、色々と妄想が広がる。
Crytekなりの主観視点の主人公に対するアンサーといいますかね。声を出せないのは体の損傷で説明できるし、周りの人間に従順に従って人類を救おうとするのもプロフェットの意思によるもの。自己主張せず、従順な主人公にどうやったらリアリティを持たせられるか。どうやってプレイヤーと主人公の溝を塞いで剥離しないようにするかを考えた結果のように感じられて、その出来はまぁ置いておくとしても主観視点のストーリーテリングに説得力を与えようと努力する姿勢はえらい、飴をやろうという感じですかね。ゲームデザインの方はネガる方向の言葉が出るので書かないけど、Crysis2以降は物語とかストーリーテリングから切り込んでいくと面白い作品なのかもと思ったりもします。ちなみにプロフェットの意味は預言者、アルカトラズは監獄のイメージが強いですけどナノスーツの檻に囚われた人っていう感じなんすかね。
コメント
最後は完全にプロフェットとしての自我に取り込まれて終わります。3はプロフェットと周囲も認識して始まります。(イーサンカーターの二度に渡るネタバレ絶対に許さない意趣返し並感)
そういえば1とウォーヘッドは喋る主人公でしたね の割にノーマ゚ッ!ド君はマジメ君並みの存在感だったけど
あっそうだ(唐突)そのノーマ゚ッ!ド君はいつ出るんだお前続編から逃げやがってよーと思ってさっきググったら小説だかコミックだかで死んだってそれマジ?
どうなっちゃってんですか!俺たち死にまくってるじゃないすか。
ガッツリネタバレいいゾ~これ。
興味のない人に興味を持ってもらうには、んにゃぴ…ガッツリネタバレが一番手っ取り早いと思うんですよね。なのでUNKさんはネタバレ推奨派です。
本当のファンや興味のある人ならネタバレされる前にクリアしてるだろうし、ネタバレが気になるなら情報をシャットダウンしてるはずなので。
ノーマッドくんはいつか出てくるかと思ったら、海外のウィヒ!にコミックの最後でプロフェットとサイコを守る為に死亡って書いてますねぇ。悲しいなぁ…。
コミックは2よりも後に出ていて、どっちの脚本が先に出来たのか知らないけどCrysisやった人にはアレな結末ですねぇクォレハ…。
まぁ黒歴史化されるよりも後日談が描かれているだけマシなのかもしれないですねぇ。
透明状態が維持できないんだよぉおお!あ^~もう姿、出ちゃいそう!(半ギレ)
ストーリー?えっ、そんなん関係無いでしょ(正論)英文読解力ないからね、仕方ないね
ホモはFPSでトイレの描写具合でゲーム語る発展場探しの鑑
情報によるとエイリアンの液体漬けになってたノーマッド君は蘇生の可能性があるらしいですが
もし本当にしたら木端微塵から再生とかエイリアンテクノロジーすごいっすね感ある
アルカトラズ君の自我が封印されたのは肉体的にも精神的にもボロボロだったらしいっすね
完全に肉体死んでるのにスーツの妖精になって生き延びた熱源隊長も相当びっくりですが
元の生身を失ってますし身体や記憶の半身を失ったような喪失感があるんですかね
こマ?ちゃん。仮に木っ端微塵から再生できたとしてそれはノーマッドくんといえるんですかね…(テセウス感)
まだ最後までやってないので熱源隊長の人格やゴースト的なものがスーツに残ってるのか、スーツが隊長の記憶を元に人格的なものを再現して導いているのか分からないんですが、
周りの人間がプロフェットだと定義したらそれはプロフェットで、正体が誰かよりもなにを成すべきかが重要というのが非常に人間らしいエゴを感じるテーマで面白いと思った(こなみ)