Nine Parchments – まったくおすすめできない魔法使いアクションゲーム

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Trineを作った開発メーカーがMagickaのようなゲームを作るということで期待していたのだがその結果は大外れ。スクリーンショットを見て、「綺麗で面白そうなゲームだなぁ」と勘違いしてしまう人は多いかもしれないがまったくおすすめできない。

耐性持ちの敵に属性魔法を自由に撃てない不自由さ

キャラクターは複数人いて、その中から選べる。キャラクターで初期装備魔法とスキルツリーが異なっており、得意な魔法が違う。初期魔法は三つしか装備していないがゲームが進むと新しい魔法が手に入り、攻撃方法が増えるという形式。ただし、手に入る魔法はランダムなので使い勝手が悪い魔法ばかりだと苦しい戦いを強いられる。

そもそもこのゲームはあらかじめ用意された魔法を切り替えていくタイプでMagickaのように自由に魔法を組み合わせて撃てるゲームではない。魔法にはマナゲージがそれぞれ設定されており、それが尽きると回復するまで他の魔法か近接攻撃で戦わなければならない。

敵にすべて属性が設定されており、色でどの属性かを判別できるようになっている。その属性と同じ属性魔法を撃ってもダメージは与えられず、別の属性か、反対の属性(火魔法→氷属性で大ダメージ)をぶつけることでダメージを与えられる。属性をうまく使い分けるのが重要なのだが前述したマナ切れの仕様により、好き勝手に撃てず、敵をなかなか倒せない。一つの魔法を撃ち切って一人倒せるかどうかというところだ。そのくせ同じ属性持ちの敵が同時に出てくる。最適解としては弱点の魔法を撃って倒すなのだがすぐにマナ切れになるのでどうしようもなく、回復するまで他の魔法で小ダメージを与えるしかない。おまけに前面に盾を装備している敵だととにかく始末に困る。

唯一、属性を無視できるのが組み合わせビーム。他のプレイヤーが撃ったビーム魔法に自分のビーム魔法を組み合わせれば属性無視のビームとなる。ただし、ビーム魔法もすぐにマナが尽きるし、威力もそこまで高くなく、初期では一つしか持っていない。

爆発したり、範囲攻撃の魔法は威力が強めだがフレンドリーファイアや自爆のダメージも大きく、使うタイミングが限られる。視界が他のプレイヤーと共有で、戦闘はアリーナのように囲われるので自由に移動ができない。そのくせ自キャラや敵キャラが大きく、逃げる場所も限定される。威力の弱い魔法をちまちまと当てて数を減らすしかなく、爽快感に欠ける。

他のプレイヤーが死んだ場合でも死体の近くに10秒くらいいれば復活させられる。復活魔法というのは無い。近くに寄って待つしか復活させる方法はない。

後半になれば使用魔法が増え、多少は戦闘が楽になってくるがそれに比例するように複数の耐性持ちの敵が現れ、攻撃方法を限定させてくる。異なった耐性バリア持ちが重なるとどの魔法でもダメージを与えられないので物理攻撃しかほぼ効かなくなるパターンもある。一回の攻撃がそこそこ強ければ爽快感もあるのだろうがこのゲームの攻撃はどれも弱く、敵が固くて、ダラダラとした戦闘になりがちでしんどい。

Magickaには似ていないし、独自の面白さもない

Magickaのようなゲームを求めてこのゲームを買うのは間違い。ならば独自の面白さがあるかというとそれにも欠ける。うっとおしい耐性持ち、すぐに切れるマナ、突然の落下死、敵が範囲外に湧いてクリアできないバグ、頻発する自爆、時間のかかる蘇生、硬い敵、弱い魔法が腹立たしい。Magickaでうまく行っていた要素がこのゲームではすべて逆転してマイナスの評価に繋がっている。今回は二人でプレイしたので四人でプレイすれば火力が上がり(自爆も増えるが)、爽快感は増すかもしれない。ソロや二人でプレイする場合はまったくおすすめしない。

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