醜い仲間はいらない

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ちょっとライトなアクションゲームやりてぇなぁということで積んだままにしていたDragon’s Dogma: Dark Arisenを始める。攻撃の挙動や敵にヒットさせた時の感覚が気持ち良いですね。最大四人でパーティ組んで冒険することになるんだけれど仲間との共闘感はしっかり得られるし、パーティ制のRPGとしても合格ではないでしょうか。主人公が強すぎず、仲間もほどほどな強さでうまいことバランスがとられていて、バルダーズゲートやエヴァークエストをアクション強めにしたらこんな感じになるような。

主人公の性別や容姿は自分で選べるし、仲間も一人は作ることができて、なかなか自由度が高い。道中で仲間が頻繁に喋りかけてきてヒントをくれたり、アイテムを自動で拾ってくれるのに感心した。他のプレイヤーが作ったポーン(キャラクター)が道中を行き交っていて、自由に雇ったり、解雇できたりするのも面白い。ここで性格が出るというか、プレデターが見ても「みにくい…」って言いそうなキャラやSさんみたいなのは選ぶことができなくて、やっぱり綺麗なやつを雇いたくなるね。いやSさんみたいなのを雇って、お礼のアイテム(解雇する時にアイテムを一個だけ添付して送り返せる)にゴミを持っていかせたりするのも面白いかもしれんけど。ポーンの設定は平行世界からやってきた傭兵みたいな設定でゲーム世界をぶち壊さないように配慮してるのも良い。このへんをメタでぶち壊してるものも少なくないからね。

ただ、物語や世界には全く惹かれるものがなくて、なんでなんやろうなぁと。演出やカットシーンはそこそこ凝っているんだけど全体的にアッサリでNPCもアッサリしすぎなのが問題なのかな。あと主人公が話せない(選択肢がない)のも要因の一つかもしれない。先日、プレイしたTitanfall 2はなんてことない選択肢を選ばせることで没入感をグンと引き上げていたけど、こっちにはそれがないんだなぁ。ドラゴンクエストの主人公だってYES、NOくらいは選べるからさ。RPGでゴードン・フリーマン方式はマズイと思うわけで。

このコミュ障みたいな主人公が設定としてきちんと組み込まれているならアレだけどそういうのも無い。いや、アッサリだからゲームプレイもサクッと遊べて良いっていう部分もあるんだけどやっぱりRPGとしては物足りないかな。会話が長過ぎてアレなのもアレなんだけどちょっとくらいはそういうのも欲しかった。ゲームが進んだからあるのかもしれないけど。


波乱万丈の人生ですごいなぁと思うなぁ。今の人気は完全に安定期に入って、コンスタントに数字を稼げる状態なんだから復活するべきなんだよなぁ…。ほんま持ってないで。Sはたくさん持ってるけど。

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