Dragon Age 2 – スタイリッシュメイジアクション(Demo)

・Dragon Age 2 Demo

バルダーズゲートの後継作と言われていたが、実際はStar Wars: Knights of the Old Republicの精神を色濃く受け継いだシリーズの続編。このデモではダイジェスト形式でいくつかの戦闘と会話シーンが体験できるようになっている。会話の選択肢はMass Effectのようなスタイルになり、丸いアイコンが選択の傾向を教えてくれる。攻撃的な答えなら拳のアイコン、素直な答えなら天使の輪っかという風に。これは英語が苦手な人にとって助かるシステムだ。

デモ版ということで制限されているが、今作でも主人公のエディットは可能なようだ。顔はJRPGのようなアニメチックな美形キャラになっている。前作のキャラはどこにでもいそうな芋ばかりだったので、その点に不満を抱いていた人には朗報といえるだろう。クラスはウォリアー、メイジ、ローグの三種類が用意されており、クラスによって覚えるスキルが異なる。スキルの種類は多そうなので、今回もキャラビルドの楽しみはありそうだ。

操作性は前作よりもスピーディーになった。キャラクターの剣戟もJRPGのようなスタイリッシュなアクションに変わっている。ただ、そのせいで戦闘シーンの違和感はさらに強くなり、薄気味の悪さが漂う。しかしながら、魔法の場合は別だ。メイジは通常攻撃が魔法になっていて、連続エネルギー弾のごとく炎や氷を撒き散らし、爽快感が高い。大男が剣をブンブン振り回して、敵を何百回も斬りつけている姿は滑稽だが、魔法ならばそういう違和感とも無縁であり、真実味がある。派手な大魔法で敵を一掃するのも爽快だ。しかし、魔法のフレンドリーファイアはなくなったのだろうか。

敵の攻撃を目視で回避できたり、アクション性は向上しているが、この出来ではどっちつかずという印象が強い。TRPG特有の泥臭いチンタラしたアクションをよりスピーディーに、より迫力を持たせたいという意図があるのだろうが、洗練されたアクションのMass Effectと比べると嘘っぽさが目立つ。

主人公以外の仲間を直接操作ができ、仲間に乗り移って指示を出していく。指示を出さなければ勝手に行動するので、難易度の低いこのデモでは主人公の操作だけに専念しても問題はないだろう。製品版ではきっちり指示を出さなければ勝てないようなバランスであることを願いたい。

近接戦闘はどれも嘘っぽいなか、メイジのかっこ良さが光る。前作は興味が沸かず途中で放棄しているのだが、今作のメイジプレイには興味を惹かれた。