廃墟を探索してガラクタを拾い集めるFPS。このゲームには良い意味で驚かされた。発売当時、フレンドとこのゲームについて話していた。
「ストアの情報を見てもなにをするゲームかよくわからんし、グラフィックも洗練されてない。よくある出来の悪いインディーゲーなのかな? ネタとして遊んでみます?」
プレイを始めても最初はよく分からなかった。なにをするゲームでなにが面白いのかが。しかし、迷宮のような廃墟でガラクタを拾い集め、モンスターに追われたり、罠に引っかかったりして、ようやくこのゲームの面白さが分かってきた。これはPvPの存在しないDayZ、Escape from Tarkovなのだと。
廃墟内は薄暗く、懐中電灯を持っていないと一寸先は闇のところもある。てすりがない場所で落下して死亡なんてことも。
廃墟内にはモンスターもうろついており、スライム、虫、ハエ、クモ、爬虫類、人型の化け物が襲い掛かってくる。ショベルなどの武器で撃退も可能だが、こちらも体力が低くて死ぬやすい為、逃げた方が無難かもしれない。
なによりこのゲームでは所持数制限がある為、ガラクタを拾って武器も持ってとなると、かさばって仕方ない。どれを持っていくか取捨選択も重要。
そして、大事なのは時間制限。AM8時から探索が始まり、PM6時を超えて辺りが暗くなると大型のモンスターが現れ、日付が変わると探索船が自動で帰還してしまう。PM6時までに探索を追えて帰還したい。
だが、欲張って探索した結果、探索船の周りには巨人モンスターがうろつき、帰るに帰れない状態。意を決して探索船に滑り込んだものの、フレンドは食われてしまい、一人で帰還する羽目になってしまうことも。パニックホラーモンスター映画の登場人物になったような感覚が味わえる。
最近はPvPvEの対戦に探索要素を加えたゲームが流行しているが、こちらは完全なPvEであり、COOPが好きな人におすすめしたい作品。
Lethal Companyのあそびかた
納期までにノルマを達成すれば継続して遊べるが、ノルマに失敗するとクビ(ゲームオーバー)になる。最大4人までのCOOPに対応。
探索船には二つのコンピューターがあり、正面のコンピューターでは他のプレイヤーの観察と探索船の着陸が行える。右のコンピューターでは買い物や他の衛星への移動が行える。
右のコンピューターでSTOREと打ち込み、買い物の一覧を表示する。Flashlightは暗い場所の探索に役立つし、Shovelはモンスターを撃退できる。Flashlightと打ち込んで、Confirmと打ち込むと衛星に配達される。
右のコンピューターでMOONSと打ち込むと衛星の一覧が表示される。The Company buildingはガラクタを売る場所、それ以外は探索用の衛星の名前となっている。上の方が簡単で下の方が難しい。Rend以降は移動するのも有料。
各衛星には廃墟の施設があり、ここを探索してガラクタを集める。ネジや鉄板などの資材は安いが、ロボットや音の出るおもちゃは高値で買い取ってもらえる。PM6時以降は大型のモンスターが徘徊する為、それまでに帰還したい。
初めの週は3日後に120(お金)のノルマの確認がある為、ガラクタが集まったらThe Company buildingに売りに行くこと。
ボイスチャットはDiscordなどのソフトを使わず、ゲーム内のボイスチャットを推奨したい。ゲーム内のボイスチャットでは反響や声の届く範囲も決まっており、死んだプレイヤーの声は生存者には届かない。
相方がモンスターに襲われて死亡、相方がいないのに気付いて探し回ったら死体を発見、自分もモンスターに襲われたりとホラー映画の再現ができる。Discordではそうした演出が台無しになってしまう為、ゲーム内のボイスチャットがおすすめ。
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