E.Y.E: Divine Cybermancy – ラフさが心地良い(クリア)

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一部の文章が読みづらかった為、途中から会話を飛ばし飛ばしでプレイしていたら、いつの間にかクリア。強くてニューゲーム状態で再び最初から始まった。仲間に喧嘩を売るような選択肢を選んでいた為、バッドな方向に進んでしまったのだろうか。バグや文章は改善していくという話なのでアップデートを待ってリプレイするのが無難かもしれない。Steamでは結構売れているようだし、追加コンテンツをリリースするとしたら無料で行うだろうと言っているので今後にも期待したいところだ。

中盤以降のバランスは完全にどんぶり勘定で、洗練さとは真逆。ただ、「色んなこと出来るようにしといたから、それを使って勝手にやってくれ」とでも言いたいようなラフさが心地良く、自分の好きなように攻略できるのが楽しい。サイキックやハイテクの能力、武器や鎧の選択肢は幅広く、多様な戦術が用意されている。どういう装備で攻めようかと考えるのが面白く、重量が重くなるほど移動速度が下がる制限は上手く機能していたように思う。とはいえ、後半以外はミニガンの強さが一歩抜きん出ていたように感じる。一マガジン当たり500発で威力も強く、紙防御の雑魚は一瞬で蹴散らせる。

しかし、重装備相手にはそうはいかず、そこではスナイパーライフルが役に立った。数十発撃っても倒れない敵が、スナイパーライフルのヘッドショットなら数発で倒せる。数が多くなってくるとスナイパーライフルでは対処できなくなるので、そうなったら光学迷彩とカタナでゴリ押しするしかない。後半は面倒くさくなって、光学迷彩でスルーして、重要人物だけやっつけてスタコラサッサだぜいが常套化していた。後半のキツさはChaserを思い出さずにはいられない。難易度や湧きの設定はいつでも変えられるので、難しいと感じたら好きに弄ってねということなのだろう。ノーマル設定で最後まで通したが、一部はCOOP向きのバランスのように感じた。

残念なのは目標の解法が一つしかない場合があること。たとえば、コンピューターをハッキングするという目標があった場合、ハッキング以外で解決ができない。認証キーを手に入れればハッキングせずにコンピューターを掌握できるとか、そういった別の解法があって欲しかった。ドアをハッキングして開くのにしてもそうだ。普通なら物理的に扉を破壊できたり、鍵を手に入れれば開いてもいいはずだ。私はハッキング能力をほとんど上げていなかった為、後半でかなり苦戦することになった。解法が強制な為、自由度を狭めている感は否めない。

重箱の隅をつつけば粗はたくさん見つかるし、実際は粗だらけだが、そんなことさえも気にならない魅力があるゲームだった。優等生的な作りのコンソールシューターに飽き飽きしている人やニューロマンサーに骨抜きにされた人は挑戦するべき。値段は安めだし、COOPも含めればかなり長く遊べる内容になっている。

音声は英語とフランス語をミックスした独自の言葉になっているそうで(イノセンスの中国語を思い出す)、怪しい近未来的な雰囲気を生み出すのに一役買っている。STALKERが会話にロシア語を絡めて独特の空気を作り出していたように、これもそういうセンスを感じる。独自言語を作り出すことで全世界の人が新鮮な耳触りを体験できるのが面白い。

コメント

  1. 購入されましたか。いつかCOOPやりたいですね。

  2. 買いました!今度COOPで遊びましょうー

  3. 元はHL2のMODとしてスタートしたプロジェクトなので、シューティング部分はそれに準じた形になっていて、きちんとしてますね。
    AIは発見したらしつこく追いかけてきたり、適度にグレネードを投げてきたり、大きく離れると持ち場に戻ろうとしたり、HL2よりもしっかりしているかもしれません。
    システムはややこしい部分はありますが、それほど複雑ではないので慣れるまで我慢です。
     
    後半は現実か夢の世界の話なのか曖昧になってきたり、唐突に火星に行ったりするところはPKディックを彷彿とさせました。
    「追憶売ります」の影響も少なからずあるのかもしれません。

  4. 買っちゃいました!(~o~)/
    これは面白いですね。
    シューター面がもっとB級っぽい、安い作りかと思いましたが、ちゃんとしっかりしているんで十分楽しめますね。
    ソースエンジン様々でしょうか(^-^)

    ただ、システムが意味不明で、進めない感じですね(^o^)

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