Impulseでワンコイン(500円)だったので購入。DemigodはいわゆるDefense of the Ancient系のゲームで、プレイヤーはヒーローキャラだけを操作し、敵を倒したり、拠点を奪って、経験値とお金を獲得して強化し、最終的に敵の本拠地を制圧すれば勝利となる。
要はストラテジーゲームにRPGの要素(レベル+アイテム)をプラスして、施設生産や兵士の操作などの煩わしい要素を省いたゲームだ。RTSをプレイすると忙しくて「あうあうあー」になってしまう人でも、Demigodならヒーローの操作と育成だけに集中することができ、ペースはそれほど早くないのでまったりと戦術を楽しむことができる。また、一試合が10~30分程度と短く、サクっと遊べる。
キャンペーンシナリオはなく、Bot戦とマルチプレイのみ。多人数での対戦に重点が置かれているようだ。ただし、対戦といっても二つのチームに分かれて戦うことになるので知人と同じチームに入り、敵チームをBOTにして戦うようなCOOP的な遊び方も可能。
ヒーローキャラは全部で10種類。それぞれステータスやスキルが異なり、近接戦闘が強い神も入れば、範囲攻撃に長けた神、防御力が異常に高い神、支援が得意な神などのタイプがいる。また、スキルも何種類か用意されており、どういう風に育てるかでキャラの傾向が変わり、RPG的な面白さがある。
手始めにEasyモードのSingle TournamentをTorch Bearerで遊んでみた。ゲームが始まったら、旗(拠点)を制圧しつつ、ザコ敵を倒して経験値稼ぎ。
Torch Bearerには炎と氷のスキルがあるが、氷は使いどころが難しいので火力重視の炎で育てる。お金が溜まってきたら装備を購入して、ステータスを底上げしておく。装備品やアイテムは結構種類が多く、初めはどれを購入しようか迷う。スキルもそうだが、プレイを積み重ねて覚えていくしかなさそうだ。
周辺を炎で燃やした後に通常攻撃して、防衛塔を一つずつ壊していき、敵が拠点に寄ってきたら返り討ちにするという感じで進めていく。Torch Bearerは魔法使いキャラだがそこそこ打たれ強く、範囲攻撃スキルもあって使いやすい。命令する度にしゃべくりまわすのがちょっぴりウザイが、そこは我慢の子だ。Easyモードの難易度は低く、まず負けることはないので全知全能感を味わうことができた。
チームの組み合わせ、スキルやアイテムの選択がバリエーション豊富で繰り返しのプレイに耐える。一試合が短いので、ちょっと暇な時の時間つぶしとして遊べそうだ。
コメント
これ、結構面白いですね。
ゴーレム様でMOBをパコンパコン蹴散らすのが気持ち良いです。足が遅すぎて回復もおぼつかないですけどorz
何やらマッシブな世界観がありそうなので、シングルキャンペーンをやってみたかったです。
トンデモユニットになってRTSに殴りこみ、というゲーム性ではBattle engine Aquilaを思い出しました。
デヴァステート!ランページ!とか、UTっぽいアナウンスがツボです。
Rookカワイイですよね。塔をもりもり作って、前線を守るプレイスタイルはチームに貢献している感じが味わえて好きです。
それぞれのユニットのキャラが立っているのでシングルキャンペーンもあればよかったかもしれませんね。
DotAのシングルって想像がつかないですけど、もしそういう部分を確立できていたら単なる焼き直しで終わらなかったのかな。
マルチはすでに人口が少なくなっているのが残念でした。
せっかくプレイヤーのデータをサーバーに残しているのにランクマッチ機能もないですし、部屋に入るまでpingが見えない仕様とか・・・。
某ブリザードの環境がいかに素晴らしいかを改めて実感します。