Silverfall – マゾからの脱却(2)

というわけで開始。まずは街の周りでゾンビ狩りだ。しかし、最弱のはずのゾンビが結構強かったりする。スケルトンやグールなんて手に負えないほで、常にギリギリ倒せるか倒せないかの瀬戸際の戦いだ。回復ポーションはほとんど持っていないから、ゆっくりと自動回復しながら戦わざるを得ない。

なかでも一番の強敵はQje-shiとかいう植物だ。こいつは動作がスローになるトゲ攻撃を仕掛けてきて、防御も硬い。トゲ攻撃の連続で体力を一気に失う。ガス田のクエストで戦うことになるのだが、何度も死ぬハメになってしまった。

地形を盾代わりにして、魔法でちまちま攻撃しながらポーションがぶ飲みでなんとか倒すことができたが、ずっとこんな調子が続くのかと思ったら欝になる。これはマゾヒストの私がいうのだからよっぽどのことだ。

しかし、そんな苦行の日々も終わりを告げる。トロールのMorkaが仲間になったのだ。彼女は魔法に長けており、氷系の魔法で敵を凍らせたり、回復呪文で助けてくれる。彼女のお陰で戦闘が一気に楽になり、サクサクと進めるようになった。ちゃんと命令しておけば、体力が減ったら自動で回復してくれるので、もうよっぽどのことがない限り、回復ポーションも必要なくなった。Morkaサマサマである。

一人ではあんなに苦労したグールも、もう怖くない。巨大なモンスターだってお茶の子さいさいだ。まるで別のゲームをプレイしているような気にさえなる。マゾヒストの極みだったSilverfallはどこへやら。

Silverfallの世界でうまく生きていくコツ、それは仲間を増やすこと。リアルで富士山に登ったら、ひとりでゆっくりおにぎりを食べたい、この私が言うのだから間違いない。リアルでは馴れ合い上辺の関係に嫌気が差しているローンウルフな人も、Silverfallの世界では積極的に交友関係を広めるべきだ。Silverfallの仲間たちはきっとあなたを助けてくれるだろう。