Two Worlds 2 – 二つの世界はラフな味(2)

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ダンジョンはお先真っ暗なところもあり、ここでは松明が必須。これぞダンジョンといった感じだが、一つ一つが短めなのが残念なところ。前作はコピーペーストダンジョンが目立ったが、今回もその傾向は否めない。

毒の魔法を使ってくる敵が非常に厄介だ。魔法をくらうと即座に毒になり、ヘルスが自動回復しなくなる。血清は野草を調合して簡単に作れるので回復方法には困らないものの、資源には限度があるわけで。毒耐性のスキルを上げた方がいいのか、それとも血清で凌ぐべきか悩みどころだ。

主人公も武器に毒や炎などのジェムを装着することで属性武器を作れる。しかし、ジェムは高価であまり売っておらず、前作みたいに手当たり次第に装着しづらくなっている。


・たまーにクリティカル発生

洞窟は狭くてごちゃごちゃしている為、大きめの敵が引っかかりやすい。うまく引っ掛けて安全地帯から弓や魔法でうまうまも可能だ。弓はなかなか威力が強いし、敵の強さを図るのに便利。弓も適度に育てておくと戦術の幅が広がる。

近接戦闘系のスキルを重視して上げたところ、ゴリ押しで敵を倒せるようになってきた。ガードされようが、攻撃連打して、ガード崩しを発動させればなんとかなる。徐々に荒削りな部分が現れてきたが、操作感自体は悪くないし、こういう洗練されていないところも一種の味だろう。あんまり洗練され過ぎると、それはTwo Worldsじゃないと思うんだ。

今回も乗馬できるが攻撃はできなくなった。馬の移動速度は右クリックで尻を叩いて、調整するようになっている。馬にストレスを与えすぎると振り落とされるため、左のゲージに注意しながら速度調整しなければならない。乗馬にもアクション性を与えようとするのは分かるのだが、個人的には煩わしく感じた。移動速度もそれほど速いわけでもないし、いまのところダッシュで事足りる。

ギルドは7つ用意されており、それぞれに協力できる。ギルドクエストは掲示板からもらうことができ、クエストを完了するとギルド内での評判が上がる。報酬にスキルブックをもらえることが多いので、新規スキルはギルドで覚えるのがベターかもしれない。スキルブックは店で買うこともできるが、10,000近くするので手軽に手を出しにくい。

クエストはあっさりとした物が多いが、前作よりはバリエーションがありそうな感じ。門番が居る家に侵入して、薬を盗むクエストは軽い盗賊気分を味わえた。

昼間の街には人がたくさん居て、お飾りではあるが生活感がある。人や衛兵にぶつかると悪行ゲージが上がり、マックスに達すると衛兵さんに怒られる。これはどこかのチャンバラ暗殺ゲーを彷彿とさせた。複雑なことをしていないというのもあると思うが、大量の人を描画してもフレームレートには影響を与えない。

人の家に侵入し、家主に見つかると衛兵を呼ばれ、衛兵さんと戦うことになる。また、家の鍵を開けているのを見られると「あんた、なにしてんの。今度やったら人呼ぶよ!」と咎められたりする。夜になると一般市民は家の中に入り、衛兵だけがパトロールをしている。雑ではあるが、生活感を出そうという努力が感じられる。

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