Silverfall – 科学に身を委ねて(1)

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・Silverfall – Steam

オープンワールド系のハック&スラッシュRPG。描画方法にトゥーンレンダリングを採用し、輪郭線の付いた独特なグラフィックが特徴。拡張パックのSilverfall: Earth Awakeningはスタンドアローンで動作するが、レベル45からのスタートになる為、本編クリアしたキャラをコンバートして遊んだ方がいいだろう。

物語はSilverfallの街が何者かに襲撃され、陥落するところから始まる。まずプレイヤーは強力な魔法使いで敵と戦うことになるがエネルギーを吸われ、やられてしまう。すると、画面が暗転し、新規作成した主人公でレベル1からスタートすることになる。

主人公の種族や性別、外見は自分で選択可能。種族は人間、トロール、エルフ、ゴブリンの四種類。種族の性能差はないので、好きなのを選んで構わない。外見は顔・髪・色が5パターン程度とバリエーションは少ない。

操作はマウスのみでも可能。すべてのショートカットキーは操作設定からカスタマイズできる。ドロップアイテムを一発で拾うキーも用意されており、操作性はSacred 2並に整っている。キー操作で前進と後退もできるので、TPS風に遊びたい人も安心。

ただし、キーで移動している時に地形にスタックすることがあった。リスタートするとチェックポイントに戻るので詰まることはないが、ストレスが溜まる。とくに初めのマップは地形の高低差が激しく、木のオブジェクトがごちゃごちゃしているため、余計な遠回りを要求されることも多い。

チュートリアルを有りにしていると説明画面が現れ、機能について一つ一つ説明してくれる。およそのゲーム内容が説明書なしで理解できる親切丁寧な作り。


レベルが上がるとステータスとスキルのポイントを獲得する。ステータスはSTR・INT・AGI・CONの四種類だが、スキルは近接・銃・魔法・自然・科学・製作などの系統に分かれ、それぞれの分野のスキル数もかなり多い。育成の幅が非常に広く、育てがいがある。お金を払えばステータスやスキルを振り直すことも可能なので、いろいろと試してみるのも一興だろう。ただし、振り直す毎に料金が釣り上がっていく。

レベル10になると製作ができるようになる。たまに敵がドロップする素材を利用して製作を行う。製作のカスタマイズ性は高く、付属のアクセサリを装着して、付加効果を持たせられる。装備品のバリエーションが多く、着せ替えがとても楽しい。

この世界には自然と科学の二つの派閥が存在し、それぞれの派閥のクエストをクリアすることで信仰度が加減していく。装備条件に派閥の信仰度が要求されるものもあるため、片方に偏って加担していくのが無難だろう。

自然系のNPCは魔法使い風のキャラ、科学はゴブリンやスチームパンク風のキャラ、というように分けられているようだが、パッと見だけでは区別が付かない。アイコン等で明確に区別して欲しかったところだ。

ダイアログ中で頻繁に選択肢が用意されている。選択によってその後の展開が変わることもあるため、きちんと目を通した方がいいだろう。

コンパニオン(仲間)は二人まで雇うことができる。コンパニオンには直接命令できないが、おおまかなスタンスを決めることは可能。たとえば、「敵を攻撃するのに専念しろ」・「俺が前線に立つから、お前は回復だけしてくれ」・「敵に攻撃しつつ、危なくなったら回復してくれ」などのスタンスが用意されている。

また、プレイヤーがコンパニオンの装備を変更することもでき、愛着を持ちやすい。Dungeon Siegeには及ばないが、Diablo 2やSacredよりもパーティプレイ感は強い。

ダイアログのフォントサイズが異様に小さい。これは下記のフォルダの中にあるフォントをfont.fntにリネームすることで大きさを変更できる。私の環境ではTimes27.fntをfont.fntにするのがベストだった。

C:\Program Files\Steam\steamapps\common\silverfall\Data\Localize\Lang_ENG\Data\Fonte
・font.fnt
・Times14.fnt
・Times18.fnt
・Times18B.fnt
・Times27.fnt


ずいぶん前に購入したのだが、ドMの私でも序盤がマゾ過ぎて、長い間放置していた。今回、腰を据えてプレイするべく挑戦してみたのだが、コンパニオンが仲間になった辺りからサクサクと戦えるようになり、段々面白さが分かってきた次第である。パーティプレイで協力している感じも伝わってきて、仲間と冒険するのが楽しい。Sacredよりも私好みのハック&スラッシュかもしれない。とりあえず、基本部分のフィーリングは触れたので、次回からはプレイ日記と化す。

コメント

  1. たくさんゲームがあってうらやましい限りでんなあ

    スチームのゲームがL4dみたいに日本語対応していってほしいね。

    QUAKEに関しては、最終的にOK!ってなったらまとめとして、ここにコメントとして記入しておきますね。

    googleでヒットするようなんで。投稿内容が。

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