クロノアーク – 物語と戦闘が作りこまれている良作RPG

この記事は約2分で読めます。

ローグライクなRPGを遊びたくて探していたところ、Steamのウィンターセールで見つけて購入。「値段分くらいは遊べたらいいなぁ」と軽い気持ちで始めたところ、物語と戦闘の両方がよくできていて、40時間近く遊んでしまった。

現時点のバージョンEA 2.02(2024年1月時点)のラスボスを倒したところまで遊んだが、まだまだ遊びつくせていない。久々にハマった。

まず、キャラクターを二人選択し、初めのボスを倒すと次のキャラクターが加入し、最大四人のパーティとなる。戦闘やイベントで装備品やスキルを入手して、キャラクターを強化し、時計塔にたどり着くのが目的となる。

ダンジョンRPGとカードゲームを組み合わせたようなゲームデザインとなっており、戦闘の駆け引きが面白く、色んなパターンをついつい試したくなる。Sid Meier’s Civilizationのあと1ターンだけ……現象が起き、止め時が見つからない。

用意されたキャラクターは20に及び、組み合わせ次第で戦術が広がる。初見で「このキャラ使えないなぁ」と思っていたら、他のキャラと組み合わせたらバケたり、ゲームの仕様を理解してくると強キャラに変貌したり、やりこむほどに色んな面白さが出てくるゲームだ。

当初の目的は時計塔にたどり着くことなのだが、時計塔についてクリアすると新たなボスが登場し、物語も進行していく。同じことを繰り返すことが物語とも密接に関係しており、繰り返し遊ぶことに意義を与えてくれる。

得てしてデッキ構築型のカードゲームやダンジョンRPGは殺戮と略奪のみに特化していて、物語や世界観が空虚だったりするが、本作はそこもしっかりと作りこまれている。

物語やキャラクターの存在の重要性を改めて実感させられた。バージョンEA 2.02時点でも十分なボリュームとなっており、値段分は十分と遊ばせてもらい、充実感が得られた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました