目指せインボイス制度反対50万筆

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インボイス制度導入まで残り一週間。電子帳簿保存法の時のようにみんなでボイコットして、ひとまず宥恕期間に持っていけるか。自分はサラリーマンだからと見て見ぬふりをしてはいけない。個人事業主を廃業に追い込んだり、自殺に導くような制度には反対していきたい。

インボイス制度は今まで非課税事業者だった人を課税事業者に変えて、粗利の10%を消滅させるだけのデメリットしかない制度です。日本の消費税は事業者に課せられ、事業者が納税する直接税で益税は存在しませんし、預り金でもありません。

先日、インボイスについて勉強する為に消費税法や地方条例を読んでいた時に軽減税率のおかしさにも気付きました。

お持ち帰りには8%、店内ご飲食では10%の消費税が上乗せされ、お持ち帰りした方がお得だと主流派メディアや大本営発表では説明されていました。

しかし、ハンバーガーショップでお持ち帰りした場合も店内ご飲食した場合も同一価格で、2%の価格差は生じません。なぜなら消費税は事業者に課せられ、事業者が納税する直接税。消費者が預けているわけではないからです。レシートに書かれている数字はただの算数の数字、実際に事業者が年末に納税する額とは異なる数字が書かれています。

390円のハンバーガーと150円のポテトを合わせて計540円。店内飲食の場合は540*0.091(10/110)=49円が消費税という体。お持ち帰りの場合は540*0.073(8/110)=40円が消費税という体で表記しています。だから消費者が店内飲食しようがお持ち帰りしようが540円なので支払う価格は変わりません。

しかも、ハンバーガーショップは消費税としてレシートに数字を印字しているものの、納税額は540円の本体価格から仕入れ税額控除して付加価値の部分に課税するので49円や40円という謎の算数の結果を納税するわけではありません。

例えば、540円のうち、240円が仕入れだったとするならハンバーガーショップの納税額は540-240=300に0.091(10/110)をかけた27円が納税額になるというわけで、レシートに印字されているファンタジーの数字はなんの意味もないので廃止した方がいいんじゃないかと思います。

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