頭のおかしい人たちと追いかけっこするOutlastが四人COOPで遊べるようになった。一人だと心細いがみんながいれば心強い。野良プレイだとステルスというよりお祭り騒ぎ。
基本的には敵に見つからないように移動して障害物を排除し、敵に見つかった場合は追いかけっこしながらどこかに身を隠して追っ手を撒く流れになる。仲間に敵の位置を伝達し、時には自分がおとりになったり、おとりになってもらったりしながら敵から逃げ延びなければならない。敵にはガラス瓶やレンガを投げつけることができるが一瞬怯ませるだけで倒すことはできない。
ベータテストの印象は以下に載せているので参照してほしい。
ベータテストの時のマップは警察署のみだったが、早期アクセス版ではちびっこランドと孤児院が追加された。マップ毎に3つの難易度設定、MKチャレンジ(目標が異なる)が2つあり、マップ数は少ないながらも複数回遊べるように工夫がされている。完成した時にはマップがもう少し増えていることを期待したい。
ソロでもプレイできるようにはなっているが一番簡単な難度でも厳しい。マップ内には複数の殺人鬼がうろついており、協力プレイなら誰かがおとりになっている時に仕掛けを解除することが可能だが、ソロではそういうわけにはいかない。ソロだからといって敵の数が変わるわけではない為、少数で遊ぶと不利になる。
クイックマッチングで手軽にチームを組めるようになっているものの、自分がリーダーに選ばれないといきなり難しいミッションに連れていかれる可能性もある。フレンドと足並みを揃えてプレイした方が楽しめると思う。
私は一緒に買ったフレンドと二人で警察署とちびっこランドをクリアしたのだが、結構な時間がかかり、厳しかった為、野良で残りを誘って四人で遊ぶようにした。一つのミッションはそれぞれの進み具合にもよるが20~30分程度でクリアできる長さとなっている。
ミッションをクリアすると経験値や報酬を手に入れて、永続的なアップグレードが可能。敵を怯ませたり、自分を回復できたりするリグという特殊アイテムの能力を高めたり、自分の身体能力を上げられる要素もある。複数回プレイして強くなって高難度に挑戦する形になるだろう。
コツコツとレベル上げをするのが好きな人には満足できる内容だと思う。レベル上げ要素だけではなく、自分の判断能力や効率も上げないと高難度をクリアするのは難しい。難度の高い挑戦的なゲームが好きな人にも合うだろう。
私はベータテストを何度かクリアして、製品版はもういいかなと考えていたのだが、フレンドに誘われたのとEpicでセールをしていたので購入することになった。マップ数やミッションは増えているし、レベルアップ要素も豊富にあり、これのお陰でリプレイする動機が生まれた。
注意点として露悪的、悪趣味な描写が多く、前作以上に陰部もガッツリ出てくる。ショッキングな描写が苦手な人には勧められない。