日本円が近いうちになんらかの理由で暴落します

この記事は約2分で読めます。

破綻ビジネスの急先鋒、オオカミ中年藤巻さんの新たな破綻論は日本円暴落。この方はほんと色んな破綻論をよく思いつきますね。日本政府、日本銀行、日本円。破綻すると言い続けて10年以上、まるで破綻する気配がないので藤巻さんが日本円は危ないと言っているということは日本円は安心安全ということです。

「日本円暴落の前触れだ」空前の株高に金融のプロが抱く"強烈な違和感" 米長期金利上昇で日本売りが始まる
空前の株高が続いている。これは喜ばしいことなのか。モルガン銀行(現・JPモルガン・チェース銀行)元日本代表の藤巻健史さんは「コロナ収束を織り込んでいるのだろう。だが、いまの日銀には景気の過熱を抑える手段がない。米長期金利が上昇を続ければ『日...

記事では日銀によるETFの買い入れ、国債買い入れによる低金利の維持(イールドカーブコントロール)、銀行による信用創造(マネークリエーション)が触れられています。これだけ知ってたら藤巻さんも本当のことをきっとご存知なんでしょうね。

ましてや債務超過に落ちた日銀を、日銀自身が国債購入で刷り出したお金で、政府が日銀に資金補填したところで、日銀に十分な信用力ありとの判断をするとは到底思えない。「なんじゃそれ?」の世界である。

この「なんじゃそれ?」が実際に行われているのが現実なんですね。私は信用創造を中野剛志さんの本で知ったのですが初めて読んだ時は「なんじゃそれ?」でした。返済能力のある人が「借金しまーす!」と言うと銀行がその人の口座に貸出金を打ち込んでお金を生み出すなんて、聞いたことがありませんでしたから。

借金からお金は創造される。政府が国債を発行し、借り換えし続けてお金を増やし、国民の資産が増えていく。この貸借関係が分かるとやるべきことははっきりとしますし、破綻ビジネスマンが言うような破綻論は起こり得ないことが分かります。

タイトルとURLをコピーしました