Get Evenは音楽にも注目

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・ゲームミュージックはハリウッドから解放されなければならない

例えばGet Evenの最初のレベルではこうしたんです。私は『現実世界で音楽的なものは何があるだろうか?』と自問自答しました。もしある部屋から別の部屋に歩くとき,部屋に入るごとにトーンがあります。だから私は最初の部屋のトーンを曲の最初の音符として曲を作り,別の音符に合体させていきました。部屋のトーンはすべてC調(ハ長調)です。そこからハ長調にあるドローン(主旋律と同時に奏でられるが,変化しないまま鳴る低い音または和音)は変化していきます。光からのブーンという音もC調に入っています。すべてはC調にありますが,まずはペースを拾うところから始まります。そしてクロックがそのペースを変えていく,これはゲームにとって極めて意味があることです。進むにつれ,クロックのスピードは上がっていきます。これを体験するにはどうぞゲームをプレイしてみてください

Get Evenは音楽にも注目という記事。実際にプレイ動画を見てみるとプレイヤーの位置でBGMの大きさが変化したりして、こだわりが感じられる。

ゲームって自分の裁量で探索したり、戦ったりができるので場面に応じて音量が適切に変化するのはいいですね。緊迫した場面で慌ただしい音楽が流れたりするのはいいんだけどもうちょっと探索したいのにBGMがやたらと急かしてきて「うるせー」ってのはやっぱりあるわけで。あんたらの要求も分かるけどプレイヤーの気持ちを察して欲しい。

ただ、音って目に映らないものだから「この曲いいなぁ」って思うことがあっても、こういう小さなこだわりは意外に気付きにくかったり、印象に残らなかったりする。言われてみてなるほどと改めて思いますね。

UE4では次か、その次にシンセサイザー機能や物理ベースの音響効果が来そうと言われていて、個人的にはそれが楽しみですねぇ。やっぱりDCCツールでいじるよりもエンジン側で直接制御できた方が楽なわけで、それが充実してきたらインディーの音響面も今より全般的に良くなるんじゃねーかと思います。

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