The Vanishing of Ethan Carter – ライダー助けて!(クリア)

この記事は約2分で読めます。

4時間でクリア。非常に良く練られた物語で一気にクリアしてしまうほど引きこまれた。ある意味で開発者の自虐ともとれるし、他のインディー開発者への応援歌のようにも解釈できるかな。力をもらえる話だった。私はネタバレには寛容だが本作の核はまさしくそこにある為、少しでも内容に触れると面白さを損なうので触れないでおこうと思う。

ast1411211

UE3なので物理ベースのレンダリングではないのが残念なところだが、フォトリアルな景観を見事に描写している。戦闘やAIのいないゲームなので動作も軽い。石や切り株まで精巧で思わずじっくりと眺めてしまう。

ast1411213

マップはシームレスに繋がっており、ロードは一切挟まない。パズルはマップ上に散らばっているが、どれから解いても自由という方式。というより初めはどれがパズルでどれがパズルじゃないのか分からないので飛ばしてしまうようなところもあるだろう。パズルの内容自体は単純なのだが操作やルールの説明が不親切なのでそれゆえに見落としたり、難しく感じるところもある。パズルとしては冒頭の殺人事件が一番凝っていて、それ以降は単純な作業ばかりで出来はあまりよろしくない。

しかし、パズルを解いていく毎に紐解かれていく謎が興味深いので次々とプレイさせる魅力がある。こういう雰囲気重視のゲームはシステムや描写に素人ぽさが目立つものが多いのだが、本作はゲーム会社で経験のあるスタッフが開発しているので演出も大変洗練されており、説得力のある回想シーンが描かれている。

ast1411212

推理小説やミステリーが好きな人におすすめ。パズルはあまりよろしくないので物語を楽しむものと割り切った方がいいだろう。

ast1411214

The Vanishing of Ethan Carterはクッソ泣けるんだよなぁ…
日本語翻訳された武藤さんが ・レッドクリーク・バレーの各所にある時計(駅や教会の時計塔)は何時を指しているか? と書かれていて、プレイした時は駅や教会の時計は気にしてなかったんだけど「なるほどな」と納得。一度クリアすると最後のシーンをリプレ...

コメント

  1. まるでDear Esterみたいだ(小学生並の感想)

  2. Dear Esterよりもゲーム要素があって、Gone Homeよりも一般向けの話だゾ。
    泣ける話だから見とけよ、見とけよー。

タイトルとURLをコピーしました