生物災害をテーマにしたサバイバルホラーFPS。今回のデモはゲームのイメージを伝えるためのプロトタイプ版らしいがクオリティが高く、将来に期待できる内容に仕上がっている。敵は弾丸を避けようとしたり、ジャンプして掴みかかってきたり、殴るとよろけたり、行動パターンはまだまだ少ないもののB級FPS以上のポテンシャルはすでに感じられる。
HUDはシンプルに抑えられており、BGMはなく、環境音や呻き声のみ。黒い霧と視界の狭いガスマスク視点の窮屈さはいやーな緊張感を持たせる。黒い霧の演出はあるものの、どちらかというと落ち着いた演出で心理的な恐怖感を狙っているように思える。開発者は没入感とサバイバルホラーを重要視していて、最近はそういう志向のFPSは少ないので期待したいところ。アイテム合成の要素などはあるが、今のところ一本道型なのか、それともオープンワールド型かの情報はない。サバイバルホラーなら後者の方が向いているように思うが果てさて…。プレイヤーのフィードバックを求めているので、今後の反応次第といったところだろう。なお、Xbox360のパッドに対応しており、実機でも動作するように作業中とのことだが、どのプラットフォームでリリースするかはまだ決まっていないとのこと。
始まりは路上から。周囲は黒い霧で覆われて薄暗く、空気が濁っている。ガスマスクを装着し、荒れ果てた街の中を進んでいく。死体は回復アイテムを持っているので回収しておこう。回復アイテム以外に銃弾も落ちていることがある。
しばらく進んでいくと奥から感染者が襲いかかってくる。一体相手なら鈍器で、二体以上なら拳銃で対応するのがベターだ。敵に近付かれたら慌てずに右クリックを押して突き放し、よろけたところをすかさず攻撃しよう。ヘッドショットなら二発、鈍器なら三発程度殴れば敵は跪くので、あとは近付いて右クリックでフィニッシュを決める。
敵に攻撃されて画面が赤くなったらEキー長押しで回復。掴まれてガスマスクを外されたらすぐに拾うようにしよう。
ショットガンを拾った先で黒い霧に包まれた感染者が居る。こいつは黒い霧に覆われている間は無敵のようだ。飛び掛ってきた時に右クリックを押すとキックが発動し、それで一時的に霧が晴れるのでその時に攻撃を叩き込む。フィニッシュを決めると注射器で体液を採取する。
ラボに入ったらオイルなどを集めてミキサーで合成。すると冷凍ビームの弾薬が出来る。
冷凍ビームを使えば黒い霧のやつだって、複数人だろうと怖い物なしだ。
道なりに進んでいくと明るい場所に出るが、今度は巨大な黒い霧が街を覆い尽くしていく。
行き止まりで特殊能力を持った感染者と対決。瞬間移動しながら繰り出してくる攻撃を避け、銃弾を叩きこめばOKだ。