モスクワ編のボスでちょい苦戦。三回ほど死んでしまった。通常の戦闘は非常にヌルイのだが、ボスだけはやや難易度が高めだ。このボスは走り回りながらサブマシンガンを乱射し、近接するとナイフを振り回して大ダメージを与えてくる。ピストルとアサルトライフルを持ってきていた為、ちまちまとダメージを与えることしかできず、倒すまでに時間がかかった。中距離戦が得意なサブマシンガンやショットガンならもう少し楽に倒せたかもしれない。もしくはピストルのChain Shotを極めていれば一気にカタをつけられたかも。
ここではAutographのTurn Up The RadioがBGMで流れている。「ターンナップ!ザレイディオ!」を聞きながら、ナイフを装備したボスと追いかけっこする光景はなんともシュールであった。
ローマ編では、爆弾の解除or人質(ローマ編のヒロイン)救出の選択を迫られる。人質は敵の罠と断定し、爆弾解除を優先したため、結果的に人質が死んでしまうことになった。もしかしたら人質救出を優先していれば助けられたのかもしれない。
しかし、任務を最優先するトップエージェントの私としては、この選択は間違っていなかったと断言できる。「君のことを守って守護月天!」と言いながら、守れなかったのは歯がゆさが残るが、そもそもスパイ映画のヒーローだって人質を助けられない場面をよく見かける。彼女は犠牲になったのだ。ぶっちゃけていうと、ローマ編のヒロインが好みではなかった。もし人質がスカーレットなら間違いなく助けていた。ごめんよ。
一定時間だけ透明になれるShadow Operativeの技能はとても役に立つ。透明化の状態では人間に絶対に発見されないので、一方的な暗殺ができる。これを使えれば警戒度マックスの状態でも敵を欺けて、一時退避が可能だ。Stealthのスキルを極めれば90秒でリチャージするようになり、楽にステルスプレイができる。
ローマ編をクリアすると、最終ミッションへ突入。スカーレットとはよさげな雰囲気になったが、選択をミスしたせいなのか、ムフフな関係になることはなかった。18禁のエロゲーでエロをスルーしてしまったわけだ。私的には強制戦闘よりも強制エロが欲しい。
最終ミッションでは誰をサポート役にするかを選択できるのだが、ジーはアレなことになったし、G22はことごとく無視した為、ドライクリーニング屋の協力しか得られなかった。ジーを助けたり、G22と仲良くしていれば、協力してくれたんだろう。この件については私の選択ミスと言わざるを得ない。
結局のところ、ストーリーはありがちな話だった。しかし、それに到るまでの展開はいくつも分岐がありそうで、会話シーンは緊張感に溢れていて面白い。評判通り、スパイらしい交渉術が楽しめる。他の展開を見るためにもう一回プレイしてもいいという気にさせてくれる。ただ、あの微妙なゲームプレイをもう一度繰り返すのを考えると気が重くなるのも確かだ。
Alpha Protocolはゲームプレイがロールプレイの足を引っ張っているゲームと表現するのが適切かもしれない。ステルスとアサルトの両立と育成要素のバランス取りはそれだけハードルが高かったということなのだろう。個人的には結構楽しめたし、好きな作品なのだが、世間の評判からするとDLCや続編は難しそうな雰囲気か。感想のまとめはリプレイした時にでも書きたい。
コメント
女性キャラ結構魅力的だと思うなあ…しかしクリアはやいですねえw
こういうステルスアクションタイプのゲームは好きなので熱中してプレイしました。
話のオチはオーソドックスですが、展開が二転、三転するのが面白くて、つい進めてしまいましたね。