慶応教授の土居丈朗がまたおかしなことを言い出す。慶応の経済学部はなにを教えているのか不思議です。生徒は実態にそぐわないファンタジーを教わっているんだろうか。本当に無意味だと思う。
土居丈朗は財政破綻をどういう風に捉えているんだろうか。外貨建ての国債や外貨を使用している場合、滞って債務不履行はあり得る。しかし、日本はそもそも自国通貨建てだし、外貨を借りてるどころか日本円を外国に貸してる方が多いわけで、なんで貸してる側が先に破綻するのか不思議。自民党の議員が「なんで海賊が突然飛ぶのか?」と疑問に思うのが正しい。
三橋:ここでちょっと注目してみたいのは自民党の財政政策検討本部。12月7日に第1回目の勉強会を開いてます。土居丈朗という緊縮経済学者と積極財政派の永濱さんが講義されて。15分、15分喋って。そっから議員の質問ってことになったんですけど。土居丈朗も自国通貨建ての国債は財政破綻しないと認めたそうなんですよ。否定できないじゃないですか。
玉木:財務省も言ってるからね。
三橋:その上でどこまで国債発行できるかの目安が永濱さんがインフレ率とデフレギャップ。まっとうですよね。土居丈朗がプライマリーバランスってわけのわかんないこと言ってて。なんでっていう話になった時に。黒ひげ危機一髪の絵を出して。本当ですよ。それでいずれボーンと海賊が飛ぶ。今までなにも起こらなかったからといってこれからもなにも起こらないとは限らないってわけの分からない説明したから、議員が「なんで差したら海賊が飛ぶのかそのプロセスを教えてくれ」って言ったら黙っちゃった。
玉木:本当?
三橋:だって説明できないじゃないですか。自国通貨建ての国債のデフォルトって。
これも安倍さんの言ってることが正しい。国債の保有率を見ても分かる通り、日銀が引き取れば終わり。日銀が買いまくるもんだから市中銀行の取り分が減ってる方が問題。もっと発行しなきゃいけないのに。
「日本は決してタイタニック号ではない。日本がタイタニック号だったら、タイタニック号が出す国債を買う人はいない。ちゃんと売れている」
「赤字国債のほとんどは市場を通じて日本銀行に買ってもらった。決して孫の代に(借金を)背負わせているわけではなく、借金を全部背負っているのは日本銀行だ」
「日本銀行は国の子会社。5割は政府が株を持っているから、連結決算上は債務ではないという考え方も成立する」