きらいじゃないけどすきじゃない

They Bleed Pixelsをフレンド兄貴にギフトしてもらったのでプレイ。いわゆる死にゲーのやつで、操作の技量が問われるタイプ。

世界観はアローンインザダークとアリスインザナイトメアを足したような感じ。少女がネクロノミコンのようなものに飲み込まれ、現実にも異変が侵食していくダークな展開が素敵。ステージをクリアする毎にちょっとしたムービーが流れ、物語自体には惹かれるものがある。

ただし、アクション重視の死にゲーという不毛なゲームデザイン、スーパーミートなんちゃらやイワナのゲームなどは私の好みではなく、残念ながらこのゲームもそれに該当。フレンド兄貴には申しわけないがギブ。

背景は大きな一枚絵で地形は真っ黒、トラップや敵のデザインもシンプル。ムービーパートに比べるとゲーム部分のグラフィックはあまり労力がかかっていないが、呪われた本の中の世界（？）という設定のお陰で地形が真っ黒でも違和感を与えない。設定でうまくカバーしている。あとは単純にデザインセンスの問題なんだろうね。

それと走ったり、壁に触れると粒子が発生したり、敵を攻撃すると血を吹き出したり、敵は攻撃されると怯んだり、ハサミを振るとジャキンジャキンと音が鳴ったりとリアクションがちゃんとできている。

私は操作に快楽性がないとか薄いとか書くことがあるんだけど、プレイヤーの操作に対して適切な反応が返ってくるのはゲームとして必要不可欠だと考えている。攻撃やジャンプしても何も音が鳴らなかったり、敵が攻撃されても何も反応しないゲームってのはそれだけでナス。操作していて気持ちいいってのは大事。They Bleed Pixelsはその部分はよくできているけど、残念ながら死にゲーっていうゲームデザインがUNKさん向きではありませんでした。

Valdis Story: Abyssal Cityこうた。メトロイドヴァニア系のやつかな。Legend of Faeはパズルクエストの亜種みたいなやつでアレだったがこれは面白そう。

アホ毛がデカすぎる。なかのちゃんを思い出した、訴訟