Zeno Clash 2 – 粉を腹いっぱい食って死にたい(クリア)

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6時間でクリア。シークレットがかなり用意されているが、無視して進めばもっと短いかもしれない。アートは前作以上に素晴らしく、マップの一つ一つが芸術品。こういうシュールなアートは絵の世界ではわりと普遍的なものなのかもしれないが、ゲームでそれを見事に作り上げている。素敵な世界を体験させてくれただけでもこのゲームを買った価値はあった。

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インディーズゲーム的なアプローチがあるもののエンターテイメントとしてしっかり作られているのがこのシリーズの強みではないかと思う。「これはインディーズゲームだから・・・」を免罪符にして逃げを用意しているインディーズゲームは多く見られるが(だからインディーズゲームなのかもしれないが)、これはきちんと勝負しているのが好感を持てる。もっと噛み砕いて言えば映像作品として優れているがちゃんとゲームとしても遊べる。

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昨日の日記でも述べたがやはりシングルだと辛い。腕輪や指輪などの新アイテムを導入したり、格闘も少しは改善されているものの底が浅く、単調なのは否定できない。戦闘にもう一捻り何かがあれば絶賛したいところなのだが、もうひと押し何かが足りないという感じなのが歯がゆい。一方、オープンワールドな作りとトーテムを見つけることでキャラクターを強化できる変更点は作風に合っていて、探索を楽しませる要素として成功している。

物語は前作で明らかになった家族の繋がりを確かめ合うものになっていて、これがなかなかホロッと来る。そしてゴーレムの謎について核心に迫っているが、最後の方はいまいち理解できなかった部分があるのでまたリプレイしたい。ただ、まだ明かされていない謎というか、今作で増えた謎がすべて明らかになるわけではないのでこれでまた続編を作れそうな感じ。いや、というか作って欲しい。

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悦楽の園のツリーマンみたいなボスに度肝を抜かれたが、個人的には蝶を欲しがるゆるキャラが一番好みだった。蝶を見つけると扉を開けてくれて銃やアイテムをくれるのだが、最後の扉を開けるとちょっとしたイベントが起こってこれが面白いのでぜひ蝶を集めて欲しい。ほんとこいつかわいいわ~。

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コメント

  1. 最近このブログを読ませてもらっています
    読みやすいし、内容がとても面白いです

  2. どうもです。マイペースに更新します。

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