PAYDAY The Heist – 四人の犯罪者と千人の警官(1)

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四人組の犯罪者となり、強盗や囚人解放などを行うアクションFPS。シングルプレイとCOOPに対応しており、空きメンバーはAIに操作させることも可能。AIには「付いて来い」の命令のみ行なえ、他の細かな指示はできない。AIは弾薬が無限のようだが目標達成の為の作業を行わず、一部の場所ではついて来れないこともある。人間同士で作業を分担できるCOOPで遊んだ方が円滑に進むだろう。

マップは六つ存在し、目標やシチュエーションが異なっている。金庫を開けてお金を盗んだり、要人をエスコートしたり、ギャングのアジトに突入したり、それぞれのマップに特色がある。一般市民が行き交う街中で犯罪者として警察とドンパチする構図は目新しく新鮮味がある。一部の目標物の位置が毎回変わることはあるものの、全体的な流れに変化はなく、リプレイ性は高いとは言い難い。目標は逐次メッセージが出るのでその通りに従えば問題はないが、初見では分かりづらいところもある為、初めてのところは他の人に倣った方が良いだろう。

難易度は四種類用意されているが、一部のマップはイージーやノーマルを選べず、ハード固定になっているところがある。マップ毎に難しさのバラつきがあるが、そのマップの最低難易度でも苦戦するバランスとなっており、ゲームの流れを知っていて尚且つ連携できるメンバーじゃなければ厳しい部分もある。

挙動はアクション寄りでスピーディに動く。射撃感も軽めだが、序盤は弾が思うように飛ばない。連射するとすぐ散らばるのでバースト推奨。弾薬が少ないのでアイアンサイトを覗きながら正確な射撃を行うようにしたい。ゴアは少なめだが、敵のヘルメットが飛んでいったり、敵が銃の引き金を引いたまま乱射しながら死ぬといった仕掛けがあることで命中感を味わわせてくれる。しかし、遠距離で戦うことが中心になり、アイアンサイトを覗きながらだと弾が当たっているのかわかりづらい。

体力は有限で回復アイテムを使用するか、復活でしか回復ができないようになっている。ただし、シールドは自動回復であり、キャラクターのアイコンの周りが白くなっている場合はシールドが張られている状態となる。シールドが無くなると体力が減少する為、集中砲火を浴びるとマズイ。体力がゼロになるとその場に倒れるが、数十秒以内に仲間が蘇生すれば体力が回復した状態で復活する。体力を回復させる為にわざと瀕死になる戦法も使えるが、戦闘中に蘇生するのは厳しい。体力が減らないようにシールドの状態を常に確認しながら戦うのがベターだろう。ちなみに死んだ場合は数分待たないと復活ができない。

一般市民を射殺すると蘇生時間や経験値に影響を与える。注意を促すと市民は床に伏せるので、ケーブルを持っていれば人質として拘束が可能。人質は交渉材料として使うことができ、死んだプレイヤーを即座に復活させられる。ただし、人質は拘束した場所から動くことはなく、放っておくと警察が解放することもあるので、長居する場所で人質にするか、誰かが死んだら人質を作るようにした方がいい。

アンロックシステムを採用しており、目標を達成するとレピュテーションを取得し、それに応じてアイテムがアンロックされていく。クラスはアサルト、シャープシューター、サポートの三種類で、いつでも変更可能。TABキーを押して123の数字キーで切り替えられる。選択したクラスのレピュテーションを上げれば武器やアイテムが増えたり、性能が上昇していく。

初めてのプレイヤーはまずセカンダリ武器を使えるようにするのが重要。武器はハンドガン、プライマリ、セカンダリの三つを持っていけるが、初めはセカンダリ武器がないからだ。ハンドガンとプライマリだけではどうしても弾薬不足に陥りやすく、セカンダリが有るのと無いのでは大きく違う。後は何のアイテムを持っていくかだが、一度だけたくさんの弾薬を補給できるようになるアモバッグは必須、もう一つは体力を上げるSkinを選ぶのが初めは無難じゃないかと思う。敵も弾薬を落とすが、量が少ないのでそれだけでは絶対に足りなくなる。あと、トリップマインは使い方が限られるので活躍の場は少なそうか。

敵の量は尋常ではないほどの量で、次から次へとどんどん現れる。これがテロリストや戦争なら違和感が少ないのだが、警官がゴキブリのように湧いてくる光景は異様。この世から警官が居なくなるのではないかと心配になる。

基本的に湧いてくる量は限りがあるようだが、一部の場所は無限リスポーンぽいところもありそうで、無理して前線を押し上げて行かないとキリがない場面もあった。定期的にアサルトマークが表示され、この間は湧きの量が激しくなる。この時間が間延びしたような感じで、長すぎる印象を受けた。ノーマル難易度でさえ、弾薬管理が厳しい。敵の落とした弾を回収しようにもどんどん湧いてくるのでなかなかそういうわけにはいかないし、アモバッグがないと手詰まりになる。弾を拾えるように殺し方も考えた方がいいのかもしれない。

敵は普通の警官やFBIの他に、特殊部隊も存在する。特殊部隊はテーザーガンを撃ってくる者、即死攻撃を仕掛けてくる者、防御力の高い者、シールドを装備している者などが居る。Fキーでスポットができるので、発見したらみんなで連携して倒すようにしたい。テーザーガンに撃たれると身動きができない為、ハメ殺されるしかなく、痺れている人が居たら助けてあげよう(=テーザー野郎を倒す)。

敵のAIは積極的に動き、執拗に攻めてくる。スタックなどもなく、立ち回りは優秀。

シチュエーションが風変わりでマップ毎に目標が異なり、みんなで連携しないといけないゲームデザインは面白い。ただし、難しめのバランスとアンロックシステムで延命させているが、マップ数は少なく、流れが大規模に変化する要素は無い為、あまり息は長くはなさそうだ。初期レベルだと扱える武器が少なく、性能も低いので何度か繰り返してレベルを上げて、クリアを目指すといった形になりそうだ。

コメント

  1. なかなか面白そうですね。
    Killing Floorみたいにアップデートで新しいマップが増えてくれるのを期待しています。

  2. プレイヤースキルがモロに結果に現れるので、ゲームプレイはやりがいがあります。
    DLCがあるという話なので早めにリリースしてほしいものですね。
    ついでにエディターも出してくれると良いのですが。

  3. 自分もこれ友達に頂いたのでちょこっとだけやってみましたが…
    警官が沸きすぎてわらけて途中AIMg(ry

    横にローリングとかNPCはしてるんですが、
    どうやってやるんでしょうかね・・・(´・ω・`)ショボーン
    英語わからん!w

  4. ローリングはAIしかできませんね。

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