Global Agenda – いまこそアジェンダ!(1)

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・Global Agenda

一人でバグゲートに身を投じていたら寂しくなったので、いつかやりたいと思っていたGlobal Agendaに手を出してみよう。ちなみに少し前からレベル15までは無料でプレイ可能になっている。また、月額制が廃止され、パッケージ代だけですべてのコンテンツを楽しめるようになった。

キャラクターのクラスは4つ用意されており、Roboticsはタレットやドローンを扱え、Medicは味方を回復可能、Reconは爆弾や光学迷彩で敵を欺き、Assaultは重火器でトリガーハッピーといった具合。戦闘が苦手な人でもRoboticsならバリアを張ったり、ドローンで守ったり、Medicだと味方を回復したりといった援護活動で活躍できる。今回、私はRoboticsで遊んだ。

エリアはドームと砂漠の二種類しかなく、範囲もあまり広くない。もしかしたら、サーバーが分散されているのかもしれないが、見たところ人はかなり少なく、旬を逃したような雰囲気が漂っている。砂漠では普通のMMOのように遊ぶことができ、そこらへんをMOBがうろついており、NPCからお使いを引き受けたりもできる。

ミッションの報酬から考えて、どうやら砂漠のエリアは低レベル用のコンテンツのようだ。だだっ広い砂漠に人っ子一人いないのも致し方ないというところ。一人でMOBと戦っているのは虚しく、シングルゲームをやっているのと変わらない。

ドームではミッションに挑戦できる。ここではCOOPや対人戦を楽しめる。ゲームルールはCOOP(PvE)、CTF、陣取り、TDM、Raidなどがある。どうもこのゲームの醍醐味は協力プレイや対戦にあるようだ。MMOの要素はあるものの、どちらかといえばMO色の強い内容といえよう。

ミッションにキューを入れると人数が集まった時点で始まる。30秒~1分程度で集まったので、いまのところミッションを遊ぶには困らないほどの人数は残っているようだ。チームは勝手に組まれて、勝手に解散するため、言葉のコミュニケーションを取る必要はなく、「英語ができないよぅ。ガイジンさん、こわぃょー」という人でも安心してよい。その場の空気を読んでチームに貢献するような活躍をすれば大丈夫だ。

レベルが上がるとスキルが解除され、新しいスキルを習得し、装備できるアイテムも増えていく。力や素早さといったステータスの概念はなく、他のMMORPGに比べてRPG色(数値上げ要素)は薄くなっている。これは対人戦に重点を置いているゲームデザインだからだろう。スキルや装備品の恩恵もあまり高くなく、少しくらいレベルが離れていても大差はつかない。プレイヤーの腕次第でなんとかできる感じだ。イメージ的にはGuild Warsやアンロックシステムを取り入れたFPS/TPSをイメージしてもらうと分かりやすいと思う。

また、装備品の種類もあまり多いとは言えない。こういう仕様なので装備品をとっかえひっかえしたり、装備品を集めて悦に入るのが好きな人には厳しいかもしれない。

アクション性はMMO/MOの中でも上位。アクションは小気味良く、ジェットパックを利用した高低差のある戦いは面白い。また、ラグもなく、快適にプレイできる。ここがこのゲームの一番の取り柄ではないだろうか。対人戦中心のゲーム内容なだけに同期の問題は非常に重要。その点、Global Agendaは日本からの通信でも問題はない。

アクション性の高さ、比較的平等なバランス、後腐れのない戦い、美麗なグラフィック(MMOにしては)、快適な通信環境は気に入ったが、肝心のコンテンツの底が浅そうなのが気になった。PvEはバリエーションが少なく、すでに飽きてしまったし、対人戦を何百回もやるのは厳しい。アイテム収集要素が他のMMOに比べて薄いため、モチベーションも高まりづらい。Robo以外のキャラも遊んでみようと思うが、それでお腹いっぱいになりそうだ。

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