ブレードランナー2049 – 支配階層と奴隷層の戦い

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プライムビデオで配信されていたので視聴。字幕版を見たが翻訳で主語が削られていて、分かりづらく感じるところがある。的を射ない抽象的な会話も多く、大事なところは言葉で表さない。ここがハッキリしない印象を抱かせる点かなと。

言葉で表現していないところも表情、背景、BGM、カット割りで表されていて、そこらへんをきちんと見ているかによる。主人公のKの表情は目に見えて分かりやすい。だけど、肝心なところを言葉では言い表さないので本当にそう思っているかは観客の解釈による。そこが好き嫌いを生みそう。

主人公Kの恋人のジョイ。電脳彼女。ホログラムで表示されたAIに過ぎず、Kにとって理想的な振る舞いや言葉を投げかける。Kはジョイの前では明瞭白白で非常に分かりやすい。ジョイは量産型のAIに過ぎないがKにとって最愛の存在。可愛ければそんなことはどうでもいいんだよ。

後半にジョイの広告に出会うK。You look like a good joe(あなたはいい人みたい)。英語辞典によるとJoeは「名前を知らない男性に対して用いる」らしい。日本では使わない表現なのでピンと来ない。

中盤でジョイが「あなたは特別な存在。Kではなく、名前が必要。ジョー」と語りかけるシーンがある。広告でグッドジョーと呼ばれ、ジョイに付けてもらった愛称も結局はプログラムされたものに過ぎず、落胆したように私は見えた。

しかし、見方によっては別のようにも取れる。Kの記録を持っていて、彼に最適化され、ジョーと呼び掛けてくれるジョイは彼の所有するジョイだけ。広告のジョイとは別物。中盤でジョイにあることが起きて、あのジョイがより特別な存在に感じたから広告のジョイを見て、悲しんだ表情をしたようにも解釈できる。

本作ではKの表情はコロコロと変わるのだが上記のようにどっちともに解釈できるシーンがあって、ハッキリしない気持ち悪さが残る。

上映時間は2時間40分で長い。長いが退屈しなかった。カット割りがガチっと決まっていて上品。上品すぎるが故に荒々しさが足りない。「このシーン長ッ!」と感じるような1カットのダレ場もなく、物足りなさが残った。

リドリー・スコット版のブレードランナーでは「このシーン、長ぇな」と思うところがいくつかあったが、それが後半のアクションシーンでの発散に活かされていた。丁寧に時間の経過を描くことで観客もその世界に引き込まれるような没入感にも繋がる部分はあったと思う。

ヴィルヌーヴのカット割りはテンポが良くて長尺でも見れるのだがそういうところで物足りなさもある。上映時間は前作よりも2049の方が長いが前作の方が体感は長い。ここは良くも悪くもな部分。

街や風景の描写は原作の「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」寄りになった。私が原作を読んだイメージに近い。しかし、ブレードランナーに求められている映像美は猥雑で無国籍な都市のイメージ。求められているものとは乖離しているように思う。

本作ではレプリカントのネクサス6型は奇跡によって子供を産めるが、ネクサス9型は生殖機能を備えていない設定になっている。そもそもレプリカントはアンドロイド(機械仕掛け)ではなく、人間と変わらない。見た目や肉体は人間そのもので個別の感情も持つようになっていて見分けがつかない。なにがニセモノで、なにがホンモノかという対立軸はすでに機能しておらず、社会的な層別をレプリカントを使って表現しているように感じた。

従順に仕事をこなす奴隷は生かし、少しでも知恵をつけた奴隷は処分する支配階級。奴隷は支配階級の与えた快楽(ジョイ)で満足し、与えられた仕事を従順にこなす。

ドナルドトランプが貧困層や中産階級の復権を掲げて反グローバリズム層から支持を得た結果当選したり、クニノシャッキンガーというカルト財務省の詭弁に騙されて自民党に大量投票して奴隷外国人移民を受け入れて自滅の道をひた走る瑞穂の美しい国などの構図と比較して本作を鑑賞すると違った一面が見えるのではないかと思う。

あなたは一人ではない。グローバリズム勢力や為政者に騙されて分断されてはいけない。みんなで連帯し、待遇改善を要求しなければ事態は良くならない。国債はあなたの債務ではない。国庫債券の略であり、新規通貨の発行額に過ぎない。国債を増やして財政出動すればあなたの所得は増える。現に12兆円の国債を発行して、1億2万人に10万円ずつ配れば国民の所得は10万円ずつ増えたではないか。その国債は後に返す必要はない。国債は返すものではない。永遠に借り換え続けるものである。

在留期限上限なしの特定技能2号職種大幅拡大へ
外国人の長期滞在を認める特定技能2号が大幅業種拡大へ。現在は建設業と造船業しか認められていなかったが、近日中に大幅業種拡大。在留期限の上限なし、家族帯同可能。つまり本格的移民である。その子供たちは日本で生まれ日本で育つことになる。あと20年も経てば、本格的に人種の入れ替えが行われる。日本人が少数民族なることも時間...

コメント

  1. 正直、映画論評としては映画そのものの評価ではなく、筆者の貧困な知識と思い込みで書かれている点で論評もどきと言える。才能がない。

  2. ここは株とゲームのブログなので映画論評なんて大それたものをしているつもりはありません。
    見た雑感を書いただけです。私は無知の知を自覚しています。
    自分はなんでも知っているという言い回しこそ思い込みであり、貧困だと思います。

    議論をしたいのなら具体的に明示しなければ妄言に過ぎません。

    ドナルドトランプの支持層が中産階級や白人貧困層とか、国庫債券は永久に借り換え続けるものという事実が思い込みだと言ってるのでしょうか?
    あなたが財務官僚や財務省の飼い犬の財政破綻論者だったらそういうポジショントークをするしかないんでしょうが、残念ながらそれは間違いです。
    財務省の認識の間違いを自民党議員や日銀が認めています。
    国の借金で日本は破綻するーというのが正しいと思っているのなら以下の西田昌司議員の動画をご覧ください。
    https://www.youtube.com/watch?v=N4hcBCOrE8Q

    小さい頃から学んできた財政や税の知識が間違いと認めたくないのかもしれませんが財務真理教の言っていることはでたらめです。
    間違いは誰にでもあります。「過って改めざる。これを過ちという。」の言葉通り、日々の研鑽が重要です。
    10年前は私も学校教育がすべて正しいと思い込み、財務真理教の信者でした。
    金本位制から信用貨幣制度に移行してから我々はずっと間違った知識を植え付けられていたのです。
    天動説から地動説へ転換し、他国と同じように成長する時なのです。

    あなたが才能がないのはご自分でそう言っているようにそうなんでしょう。
    私はあなたのことは存じないのでその点については論じません。
    もし、あなたの才能のなさを論じたいのであればもう少し自分語りをお願いします。
    才能がないなんて自分のことを卑下せず、正しい経済の知識を身につけて、日本の発展と豊かな未来に貢献してください。
    そのためにはまず打倒財務省です。

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