アマゾンプライムで配信中のフィリップ・K・ディックのエレクトリック・ドリームズ 第十話のよそ者を殺せを見た。
フィルは通勤中によそ者を殺せという看板を見つける。TVで政治家もよそ者を殺せと発言するが誰も気にも止めない。自分がおかしくなってしまったのか。よそ者排除活動が始まる
原作とオチが異なり、なんの捻りのない話になっている。ポリティカル・コレクトネスや移民の問題など、アメリカやヨーロッパでは身近な問題。ヘイトスピーチ、不適切な発言も繰り返していればそれが日常になってしまう。現実でも普通に起こっていることなので映像化に当たって、もう少し異常性が際立った演出があれば面白かったかもしれない。と思った私はすでによそ者を殺せ側なのかもしれない。
Philip K. Dick's Electric Dreams, Season 1
各エピソードは、イギリスやアメリカのクリエイティブな作家陣によって現代風に脚色され、シャープでスリリングな一話完結のドラマになる。