値段分は楽しめるが…… – World War Z(1)

この記事は約3分で読めます。

みんな大好きSaber Interactive開発のゾンビシューター。Left 4 Deadにクラスとレベルアップの要素を取り入れたゲームである。最大プレイ人数は4人。ソロや人が足りない場合は仲間の操作をAIが担当する。

クラスは6つ。それぞれレベル30まで用意されている。クラス毎に個性が異なり、差別化がされている。スキルはポイントを使ってアンロックし、装備しないと適用されない。
・Gunslinger:グレネード所持。
・Hellraiser:C4所持。
・Medic:仲間にアーマーを付属させるスティムピストル所持。
・Fixer:弾薬箱所持。
・Slasher:近接攻撃が得意。敵を硬直させるスタンガン所持。
・Exterminator:火炎瓶所持。

左上に黄色マークが付いているスキルは装備している。縦列1つずつしか装備できないので使わないものは無駄にアンロックしない方がいい。

エピソードは4つ。ニューヨーク、エルサレム、モスクワ、東京。それぞれチャプターが3つ(東京は2つ)用意されている。1チャプターは15分程度。

東京は一見の価値あり。中国とごっちゃにされやすい日本だがこのゲームでは田舎の住宅街のような雰囲気を保っている。チャプター毎にそれぞれ雰囲気やテーマが異なり、似た場所のコピペで済ませていないのは良いところ。

映画版の特徴だったゾンビタワーはしっかり再現されている。チャプターには防衛場所が必ず用意されており、そこでゾンビの群れ(Swarm)が発生する。ゾンビが折り重なって、高所へ上がってくるのだ。100体近い群れがワァーと襲ってくるのは圧巻。

ただ、実際に襲ってくるのは数十体であり、「遠くの群れは迫力があるけど近いとそうでもないな…」という肩透かしがある。

特殊な敵は4つ。Left 4 Deadで見たタイプが多い。マップの作りの問題もあると思うのだがタンクのような巨大な敵がいないのは残念。L4Dとほとんどかぶっているし、もう少し色んなタイプがいても良かったのでは……と思う。
・スクリーマー:叫んでゾンビの群れを呼ぶ。
・ハズマット:毒ガスを撒き散らす。
・クリーパー:飛びかかって行動不能してくる。
・ブル:突進して掴み、行動不能にしてくる。背中が弱点。

武器は使用するとレベルが上がり、高レベルの武器をポイントを消費してアンロックすると使えるようになる。1~5まで段階があり、2レベルの武器は150ポイント、3レベルは500ポイント、4レベルは750ポイント、5レベルは1000ポイント必要となっている。

2レベルでダメージが大幅に上がる武器(ショットガン)、弾数が増えるものは取得しても損はない。しかし、上がり幅がシブいものは無理にアンロックせず、温存して最高レベルのものをアンロックした方がいいだろう。

あと重要なのはサイレンサーの有無。道中はサイレンサー付きの武器で進めばラッシュが発生しない。音を出すとラッシュが発生し、難度が上がる。5レベルの武器でもサイレンサーが付いていない(代わりにコンペンセイターが付いてる罠)のもあるので注意。

Left 4 Deadの影響を強く感じるゲームデザインであり、Swarmとクラスを追加して特色を出そうとしているが飛び抜けた何かがあるかと言われるとうーん……という感じの出来だ。

個人的に今までのSaber Interactiveの中では一番遊べるゲームだし、レベル上げの要素もあるので値段分は楽しめるだろう。しかし、マストバイかというとそうでもないという印象だ。

集団腐乱者に襲われてまーす!なWorld War Z(1)
タイトルとURLをコピーしました