10時間でクリア。最後まで一本道でGRAWのようなルート選択をできるようなところは無かったが、後半のロシアのミッションはどうやって見つからずに敵を殲滅するか考えさせ、パズル性が強く、前半に比べれば楽しめる。初めからこれぐらいの手応えを味わわせてくれ。
見つかってはいけない場所はステルスの難易度は低め、アサルトプレイ可能な場所はステルスの難易度が高めに設定されており、さじ加減は良し。見つかると敵がわんさかやってきて厳しい戦いを強いられ、ステルスプレイすることにちゃんと利点がある。
大統領救出ミッションは単身で潜入し、もはや部隊ものではないがここも考えさせる作りになっていて、スプリンターセルミーツゴーストリコンとして割り切れば楽しい。
初感でも述べたがミッションの構成に問題がある。前半のミッションは総じて新ガジェットを説明通りに使うだけでクリアできてしまい、これがミッション5あたりまで続くのが辛い。おまけにチェックポイント毎にムービーやらカットシーンが入り、プレイに集中できない。後半になってようやくそれなりの難易度になってくる。Rainbow Six:VegasやSplinter Cell Convictionの方向性に近くなっているのでそこを割り切れるならそこそこ楽しめるだろう。