オープニング。どう見てもスターなんとかです、本当にありがとうございました。
あらすじ
主人公に秘められた聖玉を手に入れるため、アークアデア星の皇女たちが地球におしかけ、聖玉争奪戦を繰り広げるドタバタラブコメディ。
アークアデア星人と地球人の見た目や思考はほとんど同じだが、大きく異なる点が一つだけあった。
アークアデア星の平民はノーパン、皇族はパンツを露出させるのが掟だったのだ。
~パンツを見せること、それが……~ 大宇宙の誇り
スペースオペラ+美少女とナイスミドルな執事+スラップスティック調の展開はギャラクシーエンジェルを彷彿とさせる。一癖も二癖もある皇女と変態執事のシルバー(CV.波動拳氏)の掛け合いが面白い。特にシルバーと娘のリレットの天丼ギャグ(あ、なるほど→アナルではありませんぞ→アナル?→喝ッ!→ひぎぃいい)がツボに入った。
タイトル通り、ヒロインたちがパンドラトゥモローすなわちパンモロ。「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」のさらに上を行く「パンツだから恥ずかしくないもん!」
パンツが普段着ならば恥ずかしくないという、このコロンブスの卵的発想。どちらが潔いかといえば、間違いなく後者だろう。もはや開き直りの境地である。後者に比べれば前者なんて非難に対する逃避のようにしか見えない。
しかしながら、パンモロゆえおのずとターゲットが狭まる。確かにパンツが見れるのは嬉しいかもしれないが、いつでもどこでも見れてしまうと有り難味がなくなってしまう。諸兄もそうは思わないだろうか?
個人的な見解を申し上げると、パンツというのは「見える or 見えない」のチラリズムが魅力的なのであって、堂々と見せられてもあまり嬉しくない。
それはつまり、箱の中の猫が「死んでいる or 死んでいない」というか、そもそも箱の中に猫なんて「いる or いない」の不確定要素が魅力的なのと同義である。猫が箱の中で死んでいたら面白くないし、その逆で生きていても面白くない。状態がわからないからシュレディンガーの猫は魅力的なのだ。
もっと分かり易くいえば、宝くじは当選するのが目的であるが、番号発表までの「当たる or 当たらない」の夢の期間が一番楽しい。こういえばご理解頂けるであろうか。
ゆえに私はパンモロに魅力を感じない。だが、安心して欲しい。本作では皇女たちが地球の学校へ通うことになり、その間はパンモロの誇りはなりを静めることになる。そう、つまり、パンチラチャンスが生まれるわけだ。
注意点
本作ではパンモロ描写が日常茶飯事であり、遊んでいるとパンモロが普通のように思えてくるが、日本でパンモロをしていると間違いなく猥褻物陳列罪の類でシンゴーされてしまうので注意が必要だ。特にゲームとリアルの区別がつかないらしいゲーム脳患者の方はこの事を強く留意願いたい。日本でパンモロが許されるのは田舎ぐらいである。田舎ならばトランクスで深夜にコンビニに出かけても穏便に済まされるだろう。
ヒロインのキャラ立ちがしっかり出来ていて、ドタバタ劇も面白い。それに絵も気に入った。チェックしておこうと思う。
ただ、パンモロの設定がほんの掴み程度しか発揮されておらず、あんまりメインプロットに活かされていないのが気になる。製品版ではパンモロでなければならない展開があったりするんだろうか。
コメント
隠れる気も無いのに「パンドラトゥモロー略してパンモロ」とはこれいかに
パンツじゃないから恥ずかしくないもん!ではないんですね
>>mmmさん
いまはパンツを見せるのがトレンドですからね。
でも見せるのはほどほどにしてもらいたいです。
>>匿名さん
誰が上手いこと言えと…座布団一枚です。
すげえ!