今回のモノ投げFPSではマップに多少のランダム性を持たせたいと思っている。同じマップをプレイするのではなく、プレイする度にマップの構造に変化を用意したい。しかし、ランダムと言っても色々な定義、バリエーションがある。
エリア分割型
ローグやネットハックのマップは初めに壁を作ってから、その範囲を分割して部屋を作り、部屋と部屋を通路で繋ぐことで生成されている。

マップランダム選択型
マップを複数種類用意しておいて、マップの選択がランダムな方式。これもFPSでよく見る方法。レベルデザインの質は保証されるが、何度もプレイすると構造を覚えてしまって既視感が強く、ランダム性に欠ける。バリエーションを多く用意しようとすると作業量が大変。1階層毎に3種類用意しようとすると10階層で30種類! 作業量が問題になる。

部屋ランダム配置型
複数の部屋のブロックを用意してランダムに繋げる方式。こちらは部屋内部を作りこんで作為的な構造が可能。何回もプレイすると同じ構造の部屋だと気付くかもしれないが、部屋の接続先がランダムになっているので多少のランダム性を常に与えられるのではないか。恣意と作為の折衷案で、今回はこれが向いているのではないかと思っている。あとはブロックのバリエーションをどれだけ用意するか。

そして、ゲームの名前を決めました。MONONAGE DARKCESS(モノナゲダークセス)です。もともとはダーク+アクセスで考えていました。主人公たちは現実世界に発生した歪み空間(ダーク)を修正する為にダークにアクセスするという感じの設定で考えていました。
ただ、Starbreeze StudiosのThe Darknessと似ているし、DARKCESSというアカウントの人もいるし、完全に被っていない名前の方がいいなと思いました。モノを投げるし、ダークにアクセスするのでモノナゲダークセスにしました。これなら被らない。英語圏の人は考慮していません。