過去の自分に株式投機を教えるなら

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高校生に株式や投資信託を教える。これには色々と意見があるだろうが私はきちんと教えてほしかったと思う。

ただ、触りだけしか教えないと長期的な投資ではなく、投機的なギャンブル行為に走る人も多いだろうからどうなんだろうと思う部分もある。今の高校生の親に株の知識がある人は日本では少ないだろうから懸念の方が強い。

高校生、投資を学ぶ 「必修化」控え動画やゲームも - 日本経済新聞
高校生を対象とした金融教育が活発になっている。高校の新しい学習指導要領で2022年度から、家庭科の授業に株式や投資信託など資産形成が加わる。「必修化」を控え、長期の資産形成に役立つ金融リテラシーを備えた未来の投資家を育もうと、官民の取り組み...

特に日本ではお金についてデタラメな教育を行っており、そこをまず正すべき。国債はただのお金の発行であり、国民が返すべきものではない。税金は財源ではない。銀行は新規の貸出金を設定できる。

ここすら理解していない経済学部教授や経済学者がデタラメなファンタジーを吹聴し、経済を破壊している。お金のやりとりよりもお金とはなにかをまず教えるべき。大学の倫理、政治・経済のテストではまともな問題が出題されたが、現代社会では意味不明な問題が出題されており、大問題だと思う。

お金のことを理解せず、自分の首を締めるような選択ばかりを続けている日本国民はタイタニック号の客。今だけ金だけ自分だけを実践して自分だけでも助かるような手段を取らないとどうしようもないのが悲しい。

私が過去の自分に投機を教えるならなにを伝えるだろう。

・日銀がETF買いを止めたら日本株に手を出すな
・中国株は買うな
・MACD、RSI、パラボリック指数を参考に機械的に売買しろ
・上がっているからといってMACDやRSIが高かったら手を出すな
・ハイパーグロースは10株まで
・とりあえずGAFAMで普段利用してるやつを長期
・原油の先物が上がったらEOGかCOP買え
・ハイテクのヘッジはPEP
・ボーイングは底打ったら買って8%上がったら売れ

株の売買をすると日本のみならず世界の情勢が気になり、視野が広がる。この国の舵取りを世界と比べると明らかに間違っているのに気付くし、やはりそういう意味でも株に少しは手を出した方がいい。マクロ経済は自分とは程遠い物に感じるが、自分のお金が絡むと真剣になるから。日本の状況を見ると本当に悲観的になる。

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