3時間でクリア。初めは要領が分からなかったので時間がかかったが、理解してからはトントンと進んだ。近年のゲームでは未だにThe Voidがベスト、あの衝撃を超えるものには出会えていないが、雰囲気だけでいえば本作はかなり良いところをいっていた。もうこれが今年のGOTYでいいんじゃない?(テキトー)
物語はミノタウロス伝説を概ね踏襲したものとなっている。主人公のテセウスがミノタウロスを退治するのが目的となるが、本作独自の要素としてメデューサやケンタウロスなど神話の獣も登場する。7体の獣を倒して、ようやくミノタウロスへの部屋が開かれるという流れだ。まずは7つの迷宮を攻略することになる。迷宮の種類は複数用意されており、プレイする度にランダムで選ばれる。
迷宮は常にボスが巡回し、足音や鳴き声が迷宮内に響き渡り、恐怖感を煽る。基本的に暗い場所が多く、松明をつけないと見えないのだが、松明をつけている状態でボスに目視されると追い掛け回される為、足音で位置を探りながらこっそり迅速に鍵を見つけて、下層へと進まなければならない。ボスとは戦うこともできるが倒したとしてもしばらくすると復活してしまうので、どうしようもない時以外はさっさと進んだ方が望ましい。三階まで進むとボス部屋に到達し、ここでボスを倒せば退治したことになる。つまりミノタウロスを含めて計8回、同じことをすることになる。
迷宮内には金貨の他、魔法とポーションなどが存在する。金貨を集めてダイダロス商店で武器を買うとその武器は壁に陳列され、何度でも持っていけるようになる。
魔法は攻撃と体力回復、ポーションは主人公の身体能力を一時的に上げるものが多い。ただし、盲目になるポーションもある。便利なのは暗視の効果を持つものだろう。前述したように迷宮内は当然のごとく暗い。松明をつけていても一寸先は闇という感じだ。特にケルベロスとヒドラの迷宮は異様に暗い。ヒドラこわい。魔法もポーションも使えるのは一度、死ぬと無くなるので使いどころも重要だ。
息のつまりそうな迷宮の空気感は素晴らしく、本当に迷宮をさまよっているんじゃないかと錯覚するほどなのだが、アニメーションは粗く、戦闘の駆け引きが前時代的なのが残念なところだ。キャラクターのアニメーションはふわふわしていて重量感が感じられない。アニメーションと移動速度も合っていない。一部の敵が頻繁にスタックする。現行バージョン(1.4.3)のメデューサの迷宮でクリアできないマップがある。攻撃時のヒット感や手応えが薄い。敵の周りをぐるぐる回ったり、前進と後退を繰り返しながら武器を振っているだけで倒せる敵がほとんどと戦闘周りの出来もよろしくない。低価格なゲームなのであまり責めるのも酷なのだが、雰囲気や外見は良い物を持っているだけに惜しい。
問題点はあるものの、それが瑣末な問題に過ぎないほど良い体験をさせてくれるゲームだった。3Dダンジョンと聞いて、あぁ^~いいっすねぇ^~っていう人にはオッス♂メッス♀
コメント
ホモ獣姦でミノタウロスに孕まされる漫画あるけど、いや〜キツイっす
迷宮とかこわいなぁ、とづまりすとこ(電源ボタンぽちー)
ホモ獣姦ってうっそだろお前(大草原)
そんなもの見なくていいから(良心)
Depths of Fearは面白いからプレイしてくれよなー頼むよー。