Jagged Alliance 2 – ユーモアという選択(4)

この記事は約1分で読めます。

プレイヤーが街を制圧すると、女王と部下の漫才が見られるJagged Alliance 2。漫才の内容は、部下のエリオットが「女王様、不覚にも○○街が傭兵にとられてしまいました・・・」と女王に告げ、女王が「Elliot!You idiot!」と説教しながらビンタし、エリオットが「今度こそちゃんとやります・・・サーセン・・・」という流れで行われる。日本の特撮や漫画などでもよくある表現だ。

これが熾烈な戦闘後に流れるので、ちょうど良い息抜きになる。女王のビンタシーンが見たくて、街を制圧する速度も上がるというものだ。しかも、街の制圧数が増えていく度にエリオットの顔にもみじマークや青たん(青あざ)が増えて、芸が細かい。

生死をリアルに描き、なおかつシリアスな背景を持つJA2だが、ちょっとした漫才シーンを取り入れることでミリタリーものによくある暗い雰囲気にはならず、独特な陽気も感じさせる。洋ゲーではなかなか見られない表現であり、このゲームの魅力の一つといっても差し支えないだろう。しかし、Sir-Tech亡き今、そのユーモアを再び見ることは叶わない。

コメント

  1. おー順調に進んでるようでなによりす。
    ところでFallout2のオンライン版が有志により作成されてたらしい。
    しってたらすまそ。
    http://www.fonline2238.net/wiki/Main_Page
    http://www.fonline2238.net/forum/

    もし元気と時間があったりしたら日記のネタにでも。

  2. 初めて聞きました。動画を見てみましたが面白そうですね。
    気が向いたら試してみたいと思います。

タイトルとURLをコピーしました