Rage – id製作が最大のウリ(1)

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id製作のオープンワールド系アクションFPS。コールドスリープから目覚めた主人公はミュータントに襲われるが、通りがかった男に助けられ、彼の依頼を引き受けるところから物語は始まる。前置きの説明がほとんどない上に、これといったイベントなどもなく、スタート時の引きは弱い。NPCの依頼を受け、徐々に活動エリアが広がっていく方式となっており、寄り道できるような場所なども用意されている。BorderlandsやSTALKERのような進行を想像してもらえれば分かりやすいだろう。

挙動はアクション寄りで軽快に動く。銃を連射してもリコイルは一切なく、弾は照準通りに飛び、射撃感は軽め。敵の部位を攻撃するとその部分を中心にしてのけぞるようになっており、血の表現もあり、命中感をしっかり味わえるようになっている。敵は特定の場所で壁蹴りをしたり、遮蔽物に隠れたり、瓦礫を乗り越えてきたりとアニメーション&パスワークは良い出来。形勢が危うくなると悲鳴を上げながら逃げ惑うこともある。また、敵の足を撃つとその場に座り込んで銃を撃ってくる描写も見られた。

敵一体はとても弱い代わりに数で攻めてくる。下水道のミュータントは次から次へと湧いてきて、トリガーハッピーな戦いが楽しめる。序盤だからかもしれないがノーマル難易度では今のところ物足りない。

ヘルスは自動回復で回復速度は速め。回復アイテムもあるがそれに頼るほど苦しくない。瀕死になると蘇生のミニゲームが発生し、うまくボタン押しするとヘルス回復&周囲の敵を感電させる。そのためかなり死ににくい作りになっている。とはいえ、落下には非常に脆い為、梯子の上などからは飛ばないようにした方が良い。

敵を倒すと弾薬を拾えるが、銃などは拾えない。敵が持っていた銃が地面に落ちているのに拾えないのがもどかしい。武器スロットは4つまであるが、それ以外の武器もインベントリに保管できる。序盤でピストル・ショットガン・アサルトライフル・スナイパーライフルが出揃い、早い段階から色んな武器で戦える。武器屋で弾薬補給もでき、弾薬自体も安いので、これは自由に好きな武器でやってくれということなのだろう。

道中には役に立たないようなガラクタが落ちていることがあるのだが、レシピを持っていればこれらを組み合わせてアイテムを製作できる。

同じ系統の武器でも種類はいくつかあるようだが、Borderlandsのようなランダムアイテムではない。武器屋にアタッチメントが売っており、武器にアタッチメントを取り付ければ性能をアップグレードできる。防具(スーツ)は複数の種類があり、性能が異なるが、入手はイベントのようなものでいつでも着せ替えできるわけではない。キャラクターのレベルやスキルは存在せず、RPG的なパラメータ要素は一切なく、純然たるシューターである。

序盤からバギーに乗ることが可能。操作性はアーケードライクのお手軽なものとなっている。乗り物はいくつも種類があり、装備品の変更が行える。また、街ではタイムアタックや対戦レースが開催されており、ここで勝利すると車両パーツと交換可能な専用通貨を入手できる。要はレースで買てば車両が強化できるというわけだ。対戦レースはしょぼいマリオカートのような展開で、本家に比べると面白さに欠けるが、シューティングの息抜きにはいいかもしれない。

街にはレースの他に、カードゲームやスロット(に見せかけた何か)などのギャンブルゲームがあり、ここでお金を稼ぐことも可能。いずれにしてもギャンブルの出来は浅く、あくまで息抜き程度で、本格的なやりこみ要素に欠ける。カードゲームはランダム性が強すぎて駆け引きに乏しい。ただし、今はスターターパックしか持っていないので、もしかしたらブースターパックを買えばもう少しやりがいが出てくるかもしれない。

マップのデザインは手が込んでいて、岩のテクスチャのパターンも豊富なのだが、ところどころ物凄い低解像度なテクスチャ(Half-LifeやSin並)やUVの繋ぎ目が丸わかりの手抜きオブジェクトがあり、非常に萎える。凝っている所と手を抜いているところの落差が大きく、残念な仕上がりと言わざるを得ない。グラフィックオプションはAAくらいしか変更できるところがなく、60fpsが出るように勝手に設定をチューニングするようになっているらしいが余計なお世話以外の何物でもない。天下のidがこんな糞仕様を持ってくるとは思いもよらなかった。120Hzのディスプレイが出回っている中で60fps制限をかけているのも理解できない。

主人公の挙動に違和感が少ない、敵の挙動が凝っている以外の特徴は今のところ感じられない。ストーリー展開は引きが弱く、ゲーム内容も他の寄せ集めで、しかも出来がそこまで良くない。5年前にリリースしていたら賞賛されていたかもしれないが、いまさらこんなもの出されても・・・という内容だ。期待するなと言われても、やはりid製作ということで期待してしまう部分が少なからずあり、私はDoom3と2004年の大作ラッシュ(HL2、Farcry、Painkiller)が今でも忘れられないのだが、あの時のような興奮は無いに等しい。

コメント

  1. ナイトメアクリアの実績もありますし、それで初めからやった方が良かったかもしれません。

  2. PCだと難易度はナイトメアの方がいいらしいですね
    今回鬼畜縛りも無いようですし

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