Demon’s Souls – 乱入の嵐の祭祀場(12)

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気持ちが落ち着いたところで嵐の祭祀場に舞い戻る。覚え慣れた道を進んでいくと、デーモンの霧が現れた。前回はファントムの恐怖に退いてしまったが、デーモン目前まで来ていたようだ。

霧を越えると下階にぶよぶよした巨体が蠢いているのが見える。両手には血塗られた包丁が握られており、きっとあれで冒険者たちを料理してきたのだろう。デーモンは包丁を振りあげ、上階の私を攻撃しようとする。近付かなければこちらに勝機はない。階段を飛び降り、デーモンへと近付く。

デーモンが包丁を振り上げたので、回避の準備をする。包丁を振り下ろした瞬間に懐まで近付き、ぶよぶよした腹を斬りつけた。デーモンはあまりの痛みに倒れこむ。下を丸出しにしているので、そこを狙うとデーモンは致命傷を負い、しばらくして燃え尽きた。

調子の良い始まりに気分を良くし、そのまま次の階を探索する。今の私なら怖い物なしだ。ダンジョンを進むと再びファントムの殺気を感じた。息を潜めていると奥の方からファントムがやって来る。慌てて体力を回復し、準備を整えた。壁に隠れて、不意打ちを狙う。

ファントムはこちらに気付いていないようだ。まんまと背中を見せたので、そこへこっそりと近付き、剣を突き刺す。これで致命傷を与えたはずだ。ファントムは起き上がるとすぐに反撃を試みる。とっさのことで攻撃をくらったが、それを物ともせず、こちらも攻撃を繰り出した。残り少ない体力のファントムはその一撃で力尽きた。

さらにダンジョンを進むと、冒険者が穴の下に貴重なアイテムがあるのを教えてくれた。罠の臭いがぷんぷんするが、話に乗ってみるのも悪くないかもしれない。人の話をなんでも疑うのは良くない。しかし、穴を覗き込むと、冒険者に突き落とされてしまった。穴の底にはいくつも骸骨が散らばっている。彼らも騙されたのか。やはりこの世界では誰も信用できない。この世界には悪意が満ち溢れている。少しでも信用した私が馬鹿だったのだ。

暗い穴の底を小さな明かり一つで探索していると、またファントムが侵入してくるのを感じた。やつはどこからやってくるのか。もし、考えられるとしたら、さきほどの穴からだろうか。それ以外の道は知らない為、不意打ちされる可能性がある。

穴からやってくるのを信じて、落下点で待っていると予想通りファントムが飛び降りてきた。すかさずそこへ連続攻撃し、一気にカタをつける。そして、ファントムは不意打ちの前に敗れ去った。

しかし、その襲撃によって、再び私は怖気付いた。ここは呪われている。ファントムが次から次へとやってくる。今の状態ではまともに探索ができそうになかった為、他の場所を先に攻略することに決めた。

連戦に次ぐ連戦。画像を上手く撮影できませんでしたが、ここで10分程度の間に計三回襲撃に遭いました。嵐の祭祀場は対戦場として利用されているようで、生身で探索していると次から次へとファントムがやってきます。心臓がバクバクして、精神が狂いそうでした(ノ゚ρ゚)ノこういう感覚を味わえるゲームはなかなかありませんね。オンラインのシステムはほんとよく出来ていると思います。

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