Demon’s Souls – 敗北感は蜜の味(9)

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ガーゴイルたちは私をどこへ連れていこうとしているのだろう。もしかして、このまま上空まで連れていき、そこから落下させるつもりなのか。次々と不安が過る。するとガーゴイルたちは塔の上階で私を下ろした。彼らは何者かの命令で私をここまで連れてきたのだろうか。

そこには要石が配置されており、これで神殿まで戻れそうだ。神殿まで戻り、ソウルを火防女に渡して強化を図る。頑強と体力を重点的に上げてもらうことにした。

そして、一息ついたところで塔のラトリアへと戻る。ここは足場が狭く、下手に行動すると奈落の底へ落ちてしまいそうだ。慎重に進んでいくと、上空からガーゴイルがやってくる。先程のガーゴイルとは違い、今度は敵意を顕にして襲ってくる。

出来ればこんな足場の悪い場所では戦いたくないのだが、放っておいたら余計に危険がつきまとう。ガーゴイルの槍を避け、一度だけ剣で斬りつけ、再び距離を取り、また隙ができるのを待つ。落ちないように気を付けながら、ヒット&アウェイでガーゴイルを退治した。

階段を登って行くと囚人が祭壇を祀っているのを発見。囚人たちは祈るのに夢中でこちらには気が付いていないようだ。背後から攻撃し、囚人たちをやっつけると祭壇の仕掛けが作動し、閉ざされていた道が開けた。

その先を進むと籠に閉じ込められた騎士が居た。籠を開けた瞬間に襲われそうな予感がするが、他の道が見つからないため、助けてあげることにした。もしもに備えて盾を構え、籠を開けると騎士はお礼を述べる。どうやら悪い人ではなかったようだ。凶悪な敵や罠の数々のせいで疑心暗鬼に陥り、誰も彼も悪者に見えてしまう。しかし、ここではそうしなければ生きていけない。それがここで身につけた処世術だ。もしかしたらこの後、騎士は渡しが油断した隙を狙って襲ってくるかもしれないのだから。気を抜くわけにはいかない。

籠に乗って、下へと降りるとそこは血の色をした沼が広がっていた。陰鬱な雰囲気に心が荒みそうだ。注意しながらゆっくりと沼を進んでいくと、奥の方から人面の虫がやってきた。その恐ろしい姿に戦慄が走る。人面虫は汚らしい体液を吐き、うねうねと近付いてくる。横へと回りこみ、足を斬りつけると、たちまち絶命した。どうやらそれほど強くないようだ。もしかしたら、虫だから、右手に装備した竜のロングソードに宿りし炎が効いているのかもしれない。

沼を抜け、回廊を上っていくとデーモンの霧が現れた。気を引き締めて、霧を超えていく。奥の方から緑色の光が近付いてくるのが見えた。松明に照らされ、デーモンの姿がはっきりと現れる。それはガーゴイルの親玉のような姿をしたデーモンだった。

デーモンは態勢を低くしてから、いきなり飛び掛ってきた。とっさに回避し、デーモンは柱へとぶつかる。壊れた柱は暗闇に落ちていく。ここに落ちたら助からないだろう。

デーモンは翼で羽ばたき、空から魔法を放つ。これでは剣で攻撃しようがない。慌ててボウガンへと持ち替え、応戦するがダメージはほとんど与えられない。どうにかして接近戦に持ち込まないと勝ち目がなそうだ。魔法を避けるのに集中していると、ようやくデーモンが降りてきた。

これでまともに戦えそうだ。そう思った瞬間、奥からもう一体デーモンがやってきた。予想外の出来事に慌てて、弱っている方のデーモンを早急に片付けようとするが、なかなか致命傷には至らない。その間に片方のデーモンが追いつき、二体に襲われる形となった。

デーモンの体当たりにぶつかり、態勢を崩される。そこへもう片方のデーモンが拳で殴りつけてきた。回避しようがなく、まともに攻撃をくらい、そのまま力尽きた。

ここのデーモン「マンイーター」は初めは一体ですが、少し時間が立つともう一体現れます。二体になる前に倒すのが鍵となるわけですが、かなりの強敵でなかなかそううまくはいきません。また、足場が非常に狭く、体当たりで何度も奈落の底へ落とされました(ノД`)恐らく一番苦戦したボス戦だと思います。

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