龍が如く OF THE END 体験版 – 一見さんお断り?

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これまでヤクザを描いてきた龍が如くシリーズにゾンビ要素を加えた異色作。ゾンビに支配された神室町、そこに隔離された生存者達が協力して脱出を目指すというストーリー。体験版では主人公の一人、秋山駿を操作できる。

基本はTPS。キックやオブジェクトを掴んで攻撃は可能だが、従来のような格闘はできない。操作性が一般的なTPSとは異なる為、TPS慣れしている人ほど初めは違和感を覚えるかもしれない。狭い場所やキャラが壁際に寄ると視点がドアップになり、かなり操作がしづらくなる。

銃の構えは二種類あり、R1の構えをするとカメラが後方に固定されたTPS方式になり、R2の構えは照準が現れて精密射撃ができるが移動はできなくなる。構えずに撃つことも可能だが、カメラが後方に固定されていないため、狙いを定めにくい。その代わりオートエイムが過剰に効き、テキトーに撃っていてもヘッドショットが頻発する。シューターとしての作りはカジュアル寄りであり、あくまで龍が如くシリーズのファンに向けた作品なのだろう。

ゾンビを攻撃しているとヒートゲージが溜まり、ヒートスナイプを発動できるようになる。これはドラム缶や発電機などが配置されている場所で発動可能で、周囲の敵を一網打尽にできる。ただし、効果範囲が結構狭いので敵を巻き込むのがなかなか難しい。また、仲間が居る場合は協力してヒートスナイプが行える。

仲間には大雑把な命令を下せるが、主人公に比べて打たれ弱い為、援護をさせるのが無難だろう。放っておくとしょっちゅうゾンビに掴まれて、足手まといのように感じてしまう場面も。仲間は体力がなくなっても戦闘不能状態に陥るだけなのが救いだ。

ハンドガンの弾は無限だが、それ以外の銃弾は有限となっている。ステージの終わり毎に成績を評価され、それに応じて経験値が溜まり、それで新しいスキルを習得できる。クリア時間の評価もあるので、成績のことを意識しやすい人は窮屈なプレイになるかもしれない。

ゾンビはゆっくり近付いてくる者、走る者以外に、他のゾンビを興奮させるメタボ、大量のゾンビを呼び寄せるナキオンナ、頑丈なデカマッチョなどのバリエーションが用意されている。どこかで見たことがあるかもしれないが、まぁつまりそういうことだ。個人的にはこういうパロディー要素は歓迎したいところだが、色々と心配になってしまう部分もある。

杉本哲太氏のキャラモデルの再現率が高くて、購買意欲が湧いたが、ストーリーや設定は龍が如くシリーズを引き継いでいる為、予備知識なしでは存分に楽しめなさそうに感じた。製品版ではシリーズ未体験の人間でも楽しめるようなフォローがされているのであればプレイするかもしれない。

コメント

  1. RIOT ACTなんてDo-dai?

  2. オープンワールドゲームはもう散々やったので、世界観がよっぽど気に入らない限り、遊ぶ予定はありません。
    薄く引き伸ばしたものより、時間が短くても密度の濃い体験が楽しめるものが遊びたいです。

  3. 龍が如く3と4ではメニューから過去の作品のダイジェスト(結構ボリュームある)を閲覧できたので、
    THE ENDでも出来るかもしれませんね。

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