Two Worlds 2 – 俺の妹はもう少し可愛いはず!(1)

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みんな大好き、妹系B級RPG「Two Worlds」。GamersGateが続編のTwo Worlds 2をいち早く販売し始めたので早速プレイだ。

まずはキャラクターの作成から。性別は男のみだが、外見は十ヶ所ほど弄ることが可能。顔のパーツは種類が少ない分、それぞれのクオリティは高く、カッコいい顔に仕上げられる。個人的にはBiowareやBethesdaの造形よりもタイプだ。

グラフィック設定はほとんど弄ることができないが、質は高水準。ノートPCの方でプレイしているが、屋外30~屋内60fpsで動作は軽い。前作はHDRの効果が過剰でテカテカやハレーションが気になったが、今回は少し抑え気味になっている(まだキツイが)。布はマットな質感でAssassin’s Creedを彷彿とさせる。

一部のオブジェクトには物理演算が効いており、明かりを移動させると動的にライティングが変化する。

冒頭は一時間ほどのチュートリアルが用意されており、丁寧にシステムの説明が行われる。JRPGのような展開で始まり、ツカミはOKだ。前作は始まりが唐突過ぎて、米国では特に評判が悪かった。恐らく今回はそういうのも含めて、こういう始まりにしたのだろう。

カットシーンはほとんどリアルタイムレンダリング。パッと見ではプリレンダムービーと見間違えるほどクオリティが高い。もちろん主人公の容姿(装備も含めて)はカットシーンに反映される。Biowareほどではないもののフェイシャルアニメーションもしっかり行われ、自分の作ったキャラが演技しているのを見ると嬉しい。

ストーリーは、ガンダハー一味に主人公と妹が捕らえられ、妹が誘拐されてしまう。主人公はオークの勢力に助けられ、妹を助けるために旅に出るという内容。前作と似たような展開だが、今回はオークが友好的。オーク一味はキャラが立っている者が多く、無個性なキャラばかりだった前作とは異なる。

戦闘は3Dの格ゲー風と言えばいいだろうか。攻撃をタイミング良く繰り出すとコンボが繋がっていく。右クリックで防御やダッシュやスニーク、3キーでガード崩し(弓の場合は2キーがマルチアロー、3キーがファイアアロー)、SPACEでパリーやジャンプやバックステップが発動する。右クリックとSPACEキーは、移動キーの入力と状況に応じてアクションが変化する。これはボタン数の少ない家庭用ゲーム機向けの設定だと思われるが、慣れるまで誤作動しやすいのでPC版ではそれぞれのアクションにキーを割り当てられるとよかったかもしれない。

攻撃のヒット感は軽く、ヒット音も小さくて、爽快感はあまり高くない。また、自分がダメージを受けたのかも分かりづらく、いつのまにか大ダメージを受けていたということもよくある。

敵はGothicやRisen並にガードや回避をしてくる為、いかにガードを崩すか、あるいは背後や側面を取るかが重要。近接タイプの敵はバカみたいに寄ってくるが、弓を持った敵や野生生物は攻撃した後に逃げて、ヒット&アウェイで戦おうとするものが多く、一筋縄ではいかず、駆け引きが面白い。カジュアルな味付けで洗練されていない部分はあるが、Gothicが好きな人にもウケるんじゃないかと思う。敵の強さは殴ったり、殴られるまでは分からない為、「こいつなら楽勝だろう」と思って殴ったら、カウンターで即死なんて素敵なことも起こる。ここらへんのバランスは前作譲りで良い。

野生生物は充実しており、いまのところヒヒ・チーター・サイ・ダチョウを発見した。まさにリアルサバンナ。Far Cry 2で動物狩りを満足に楽しめなかった人にオススメだ。サイはダッシュで突撃してくるが旋回速度が遅く、背後を取ると主人公の方を向こうとしてグルグル回って可愛らしい。後ろ足で攻撃してこないので、裏さえ取れば殴り放題だ。野生生物はそれぞれ異なる戦法をしてくるので、観察していて面白い。

弓には射程距離が決まっており、そこまで近付かないと当たらない。また、照準が赤くならないと命中しない。照準はオートエイムが効き、あまりエイミングを必要とせず、自分で照準を合わせる楽しみが失われている。Xキーでスナイパーモードになるが、照準が赤ければちょっとくらいズレていてもオートエイムで命中する。

野外では弓や魔法が有効だが、攻撃にかなりの間が必要な為、室内やダンジョンでは近接攻撃が有利となっており、差別化が図られている。武器はショートカットキーに登録することができて、剣・弓・杖をすぐに切り替えることが可能だが、弓や杖を装備した後は盾が外れてしまい、装備しなおすのが面倒。

主人公の移動には慣性がつき、クセがある。慣れるまでは少し気持ち悪いかもしれない。動作自体は軽快で、ダッシュも素早く、走っていて気持ち良い。スタミナが無くなるとダッシュができなくなっており、今回はスタミナにきちんと意味を持たせている。

前作と同じく武器はFキーで構える。武器を構えるとヘルスとマナは回復しなくなるようだ。構えを解くと物凄い勢いで自動回復していく(リジェネーションのスキルを上げるとさらに早くなる)。戦闘後の体力回復の手間が省けて便利だ。ただし、コアRPG的なサバイバル感を求めている人には不評かもしれない。

レベルが上がるとステータスとスキルポイントを獲得する。スキルは本で習得してからでないとポイントを上げられないようになっている。前作はトレーナーが居たので、今回もスキル習得用のトレーナーが居るかもしれない。スキルは近接・遠距離・魔法・盗賊・生産に分けられ、どれもなかなか有用そうで育成の幅はそこそこ広そう。今回もスニークスキルが用意されているが、人型タイプのモンスターにスニークが決まれば一撃で倒せるようになっているので上げる価値はある。

魔法は前作に引き続いてカードシステムが継続されており、基本魔法に効果上昇のブースターカードを組み合わせて威力の底上げが行える。ただし、ショートカットキーに登録できる魔法は2セットまでとなっており、いちいち切り替えなければいけないのは面倒だ。

装備のスタック(同じ名称の物を合体させて威力上昇)はなくなった。その代わりに今回は装備品を材料に変換することができ、材料を組み合わせて威力上昇ができるようになっている。敵はやたらと装備品を落とし、インベントリを圧迫するが、材料に変換できるお陰で捨てずに済む。

インベントリはコンシューマナイズされている。アイテム欄はやたらと大きく、ページがいくつも分かれていて、非常に使いづらい。おまけにUIの見た目が素人が作ったかのように安っぽく、せっかくの雰囲気を大きく損ねている。前作のようにMODフレンドリーならModderによって改善される可能性はあるが、今回はどうだろうか。

鍵開けはゲーム形式になった。ピックがシリンダー上をぐるーっと回転するので、穴の開いた箇所でタイミングよくクリックすると開錠できる。一回のピッキングには時間制限があり(スキルで緩和できる)、時間を超過するとピックが壊れる。これはスリルがあって、個人的には他のゲームのピッキングよりも面白く感じた。

序盤の島をクリアすると、大きめのマップに移動する。地図で見る限りはかなり大きそうだ。視界は開けていて、制限は少なそう。ただし、平坦で高低差はあまりない。もう一つデカイ大陸がありそうなので探索を楽しめそうだ。野外ではたまにストリーミングロードが入り、2秒程度停止する。明確にエリアで区切られているわけではなく、前作同様オープンワールドな作りだと思われる。

全然期待していなかったのだが、前作からのパワーアップが感じられる作りに仕上がっている。戦闘に駆け引き性がちゃんとあるのが好印象だった。コンシューマーゲームぽい感じはあるが、そういうのが気にならない人なら楽しめるのではないだろうか。ただ、インベントリだけはなんとかならないかなぁ。

ちなみにマルチは対戦とAdventure(8人COOP)が用意されていた。まずは街のマップで待ち合わせをして、ゲームを作って参加する方式になっている。Adventure Modeはいまのところ7つのチャプターが楽しめるようだ。チャットを眺めた感じ、ドイツ人が多く見られ、会話は難しそう。キャラクターはヒューマン以外にドワーフやエルフなども作れる。ラグは感じなかったし、意思の疎通さえできれば、かなり楽しそうなのだが。

コメント

  1. なるほど。魔法のスロット増やせるんですね。
    今度試したいと思います。

  2. こんにちは。Unknownさんの紹介で興味を持ってTwo Worlds 2楽しんでます。
    ありがとうございます。
    以前の記事に対する突っ込みみたいで恐縮ですが、魔法はブランクアミュレットのカードを
    購入すれば3個以上でも登録出来るようになってますよ~。
    うちは単発ミサイル・多弾ミサイル・クリーチャー召喚・回復の4つをショートカット割当して
    使ってます!

  3. >>beariceさん
    事前情報ではあんまり代わり映えしないとか、あくまで拡張パックレベルという話があったので
    期待していませんでしたが、予想以上に変化があって驚きました。
    続編ものですが新作RPGの手触りが感じられて、いいです。
     
    >>@さん
    ファーストインプレッションは好印象でした。
    ちょこちょこ演出が入ったりするので、前作ほど無味乾燥なプレイではなさそうですね。

  4. おお、みなさん流石に早いですね。
    1は終盤で頓挫してしまったので、購入しようか迷っています。
    今度こそドラゴンが大きくなっていると良いなぁ。

  5. 自分も今Two WorldsⅡで遊んでます。
    個人的には久々のヒットだと思うし、今日は朝までやってしまって寝不足です。
    ホントにこんなワクワク感は久しぶりだなぁと。
    やっぱりオープンワールド系のファンタジーRPGは最高や!

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