Hellgate:London – ロンドンはいつも同じ顔(2)

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以前プレイした時にも書いたが、やはり反復性が気になる。同じロケーション、同じ敵との戦いが延々と続き、新鮮味に乏しい。マルチプレイでは協力プレイやコミュニケーションが先行するため、反復でも気にならないのだが、シングルではバリエーションの乏しさに目が行ってしまう。

サイバーと魔術を組み合わせたビジュアルイメージ自体は好きなのだが、代わり映えがないと厳しい。これが最後まで続くのだから、まさに地獄のごとくである。これはFPS/TPSだからというのもあるのだろう。Diabloのような俯瞰視点のものなら、多少反復的でも飽きはこないのだが・・・。

シングルは他のプレイヤーとの触れ合いがなくて寂しいとこの前書いたが、発想を転換し、一人ぼっちを楽しむことにした。いまは「地獄と化した地球上に唯一取り残された生者」というイメージで遊んでいる。私はこの破滅的な世界に取り残されてしまったのだ。イメージ的にはマウス・オブ・マッドネス(ラブクラフトやキングをネタにしたホラー映画)あたりを思い浮かべて頂けると幸いである。このゲームの敵は水棲生物のような触手を持った不気味なものが多いし、世界観は悪魔的で深淵な雰囲気が漂っており、憂鬱な気分に浸るには丁度良い。

ユニークモンスターを倒すとじゃらじゃらとアイテムを落とすが、他のクラス用のものが大半で、しょぼーんとすることが多い。Revival SP modificationにはこういうところのバランスをもう少し煮詰めて欲しいところ。

現在のビルドは、FirestormとDemonspine中心の構成。雑魚敵はFirestormの連射で倒し、強敵や遠距離の敵はDemonspineで素早く仕留めている。大量の敵に囲まれた時はBone Shardsで一掃。Powerが足りなくなったらDrain Powerで補給という感じ。Evokerの武器はFocus一択なので(銃も使えるが恩恵が薄い)、通常攻撃がHunterと比べて退屈なのが残念なところだろうか。スキルは派手なものが多くて、面白いのだが、Focusのバリエーションが一種類で、武器選定の余地がない。

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