Dark and Darker – ウィザードリィオンラインに求められていたもの(アルファテスト)

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12/26までアルファテストを開催していたので試しにプレイしてみた。3DダンジョンRPGにバトルロイヤル要素を加えたところが目新しい。ありそうでなかった組み合わせ。

キャラクターの職業はファイター、バーバリアン、ローグ、レンジャー、クレリック、ウィザードの六種類。一つのマップ内に16人のプレイヤーが集まり、最大3人までパーティを組める。お宝を集め、青いポータルで脱出するのが目的となる。時間経過で安全地帯が狭まる為、効率良く移動しなければならない。

マップ内にはプレイヤーの他にガイコツやゴーストなどのAIモンスターも配置されている。一回のプレイは10分程度でテンポよく遊べる。

職業によって装備品やスキルが異なり、役割分担がされている。近接で戦闘をバリバリやりたい人はファイターやバーバリアン、隠密行動ならローグ、弓で遠距離攻撃可能なレンジャー、回復役とアンデッド退治はクレリック、多彩な魔法で敵プレイヤーを翻弄するウィザード。

ただし、ソロでプレイする場合は3人パーティと出会ったら勝ち目がない。物音を聞き分けながらひっそりと行動し、ポータルで脱出するのが最善。フレンドとパーティを組んだらワイワイと遊べるが、ソロではより慎重な行動を求められ、プレイ感覚が異なるところが面白い。

キャラクターの挙動は鈍重で遅い。一つ一つの行動が重要で、重厚な駆け引きが求められる。武器を振りかぶった時に障害物に接触すると攻撃が中断されたり、盾に当たると弾かれたりと現実的な攻撃判定を採用している。

PvPvEのゲームはシューターが多く、時間をかけて物資を集めても遠距離から頭をパーンされて、一瞬で終わることも少なくない。本作では敵と接触しても逃げる術や駆け引きが多様にあり、従来のバトルロイヤルゲームとは異なった面白さがある。

現状のAIモンスターは原始的な動きで安っぽい。このへんがもう少し向上すればPvEのCOOPゲームとしても面白そう。PUBG以降、色々なバトルロイヤルゲームが出ているが久々にヒット作が出たのではないかという印象。ダンジョンRPGが好きな人は遊んでほしい。

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