Fallen Earth – インフレの波に呑まれて(7)

レベル19になり、装備できるアイテムが増えた。とことで、いままでコツコツと貯め込んだお金（1レッドコイン）を使い、装備品を大人買い。オークションとファクションNPCの値段を比べながら、一番安いのを購入していく。

これで装備スロットはほとんど埋まった。外見もだいぶんサマになってきたと思う。いままでは不揃いな装備品の寄せ集めでヘンテコな姿だった。防御力が上昇するのも嬉しいが、それよりも見た目がいっちょまえになったことの方が嬉しい。

そして、ライフルも購入することにした。60ブルーコインのライフルだったが、費用対効果を期待して奮発した。これで所持金はゼロだ。

このライフルは一発当たり30～40ダメージを与えられ、連射速度も速い。ただ、問題は弾丸の消費だ。調子に乗ってトリガーハッピーしていると、すぐに弾が底をつく。いまの私の経済状況では厳しいものがある。

Sector 2の敵のドロップアイテムはあまり良くない。ドロップアイテムよりも弾代の方が高いという有様。これでは銃で生活できそうもない。効率を考えると、近接戦闘と遠距離戦闘はどちらもこなせるようにした方がよさそうだ。

このゲームはキャラ育成の制限が緩いので、どっちつかずで育てても今のところ困らない。というか、戦闘職の人が生産に手を出せるくらい制限が緩い。ソロプレイでも大体のことができるようにデザインされている。

スコープ付きライフルの場合は、スコープを覗いて撃った方がいい。遠距離まで狙えるし、命中率も腰溜め撃ちより上昇している気がする。

遠距離からスナイピングするのは楽しい。なまじ弾のコストが高いだけに、一発一発に力が入る。ただ、弾を外すと欝になるのは言わずもがなだ。「弾を外すと落胆するFPSランキング」というのがあるとすれば、私はFallen Earthを一位に挙げるだろう。鉄砲遊びは金持ちの道楽。貴族しかやっちゃいけない遊びなんだ。

ATVミッションを終え、モーターサイクルレシピを作成し、モーターサイクルを作れるようになった。早く金田バイクで荒野をブンブンしたいよ！とことで、モーターサイクルの製作に着手する。

モーターサイクルに必要な部品はエンジン、フレーム、タイヤ、コントロールシステム。これだけの部品を製作して、ようやくモーターサイクルの製作ができるようになる。

それぞれの部品はジャンク系の材料を大量に消費する。私はいままでジャンク系の材料だけはコツコツ溜めていたので、それを使うことにした。店で買ってもいいのだが、金額が大変なことになる。というか、そもそもそんな金はない。

部品一つの製作に約4時間程度の時間が掛かる。生産時間は勝手に進んでいくので、その間に敵を狩ったり、材料を収集したり、もしくは寝落ちしてもいい（ゲームを終了している間も生産時間は進む）。私は寝る前に部品製作の命令を入れることにした。

帰宅して、ゲームを起動すると同時に製作完了のチャイムがなる。このチャイムがとても快感だ。部品を製作したことで1284EXPの得た。部品一つの製作でミッション2～3個分の経験値を得られるのは嬉しい。寝る前や他の作業をしている時に部品生産をしておけば効率的にレベリングができそうだ。ただ、材料代が大変なことになりそうだが。