PreyをPlayした

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23時間でクリア。長い。「ティフォン(敵のエイリアン)は知性を持つが共感ができない」 ゲーム中ではそのように言われていて、アンドロイドは電気羊の夢を見るか?のような人間性について考えさせる内容なのかなと思っていたが、なんだろうこれは…小馬鹿にされたようなエンディング。

フォークト=カンプフ法を受けているアンドロイドの気分を体験させるゲームなのかな。最後に選択肢があるんだけどこれは破壊、浅野的な選択をした方がより人間らしいと思う。人間の本質は破壊。本質をさらけ出せ。馬鹿にされたら鏡の法則でやり返せ。

Preyの中で語られる人間とはなにかについては画一的で、電気羊のような深みや救いは無かった。そもそもプレイヤーと主人公の存在が乖離していて、まったくピンと来ないんだよね。

モーガンという主人公を第三者目線で見るならいいんだけど、プレイヤーがモーガンになりきって操作しなきゃいけないのにモーガンがアレっていう。お前は人間だとか言われても、いや当たり前やんっていう。人間が操作してるんだから。なんの驚きもない。人間性について語るなら他の人間を主人公にして、モーガンと絡ませないと意味がない。

ニューロモッドをセットする度に記憶がリセットされるという追憶売ります(トータルリコール)的な出だしは面白かったんだけど主観視点のゲーム向けのシナリオではないんだよね。

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