今まで動画編集はAviUtlでやっていたのだがOBSで撮影した動画を無駄に高ビットレート(1080p・8000ビットレート・録画でこんなにビットレートいらない)にしたせいで分割やプレビューで数秒固まることがある。そもそもAviUtlはそんなに重い素材を想定していない。というわけで重い素材を固まらずにサクサク編集できるソフトを探してみた。
PowerDirector 15 – ¥12,780
タイムライン編集中のプレビューがスムーズ。分割しまくっても問題無し。1080p素材もサクサク扱える。文字を入れる方法は字幕モード、テキストモードの二種類あり。字幕モードはフォント・大きさ・位置の融通が効かないが時間順にズラーッと字幕リストが並び、定位置に表示するのならばこの機能で十分。テキストモードは文字毎に大きさや位置を変えられるが編集する時にいちいちテキストをダブルクリックしてテキスト編集画面を出さないといけないのが面倒。しかもテキスト編集画面を開く時にカクっとするのがイラッとする。動作自体はいいのだがAviUtlの方が使いやすいのでナシ。
VideoStudio Ultimate X10 – ¥15,422
PowerDirectorとすごく似ている。字幕エディターモードに入るのが面倒。動作自体はいいのだがAviUtlの方が使いやすいのでナシ。
VEGAS Pro 14 Suite – ¥12,800
動作自体は軽いがインターフェースがダサい、古い。
EDIUS Pro 8 – ¥59,800
無職のSさんも使ってるソフト。高い。
Adobe Premiere Pro CC – ¥4,980/月
サブスクリプションなのが気に入らない。下位版のElementsが機能制限されすぎている。
高機能でテキスト入力の切り替えも悪くないが日本語変換ができない。メモ帳などに入力してからテキストコピペは可。映画作成には向いてそうだがこんなに高機能はいらない。
有名なソフトを一通り試したのだが使えねーなという印象。というかAviUtlの文字編集機能が優秀すぎるというのがある。まぁMADとかもさAviUtlかAdobe Premiere Pro CCを使ってる人しかいないし、AviUtl最強伝説だから重い素材も少しくらい我慢するしかねーのかなと思った。だけど、ありました。
DaVinci Resolve 14 – 無料~¥33,980
4K以上の素材は有料版しか扱えないが1080pなら無料版で十分。テキストを編集する時にスムーズに行える。AviUtl並。これが欲しかった。私は使わないがDAW並の波形編集、カラコレも充実している。対馬編集がやりやすい。しかもUIもカッコいい(これ大事。VEGASは見習え)
欠点は高ビットレートの素材でレンダーキャッシュをスマートにしてもタイムラインを動かしているとプレビューが遅れる(5000ビットレートなら問題なかった)。プロジェクトの設定→一般オプション→最適化メディアでハーフ、クォーターを選択して、編集素材が最適化されるとプレビューがスムーズに動くようになる。あるいは再生→プロキシモードでハーフか、クォーターに。
エンコードはデリバリー(デリバー)モードでレンダーすることで行える。ver12.5.5とver14ベータ版があるがver14ベータ版の方がエンコードが早く、フォーマットに.mp4を選べる。ver12.5.5ではフォーマットMOV/H264しか無かったのでver14ベータ版を推奨。MOV形式でYoutubeにアップロードしても特に問題は無かったが。
そこそこのグラボ、メモリを持っているならDaVinci Resolve 14無料版が良い。映画みたいなバリバリのエフェクト、3D素材を使った動画を作りたいならHitFilm 4がオススメ。
Shadowplayで撮影した動画をDaVinci Resolve 14で読み込ませると音声が無音になる。VFR(可変フレームレート)が問題? CFR(固定フレームレート)の動画は問題なかった。OBSならCFR(固定フレームレート)で撮影できるのでOBS推奨。
あと音声再生にVoicemeeterなどの仮想オーディオミキサーを使用しているとDaVinci Resolve 14の編集時の音声再生で大きな遅延やエンコード時に不具合が発生する。オーディオミキサーはかまさずに動画編集すること。これで時間を無駄にした。