Alan Wake – 創作は世界を変える(2)

エピソード4に到着。10時間近くプレイしているがクリアまでもう少しかかりそう。意外に分量がある。その多くが森の中の移動に割かれているような感じだが、田舎町や深夜の山林というシチュエーションは個人的にツボなので退屈だとは感じない。むしろ邪魔なのはこっちがせっかく森林浴を楽しんでいるのに興を削ぐ闇のおっさんたちだ。戦闘システムは単純過ぎて面白みに欠け、登場する敵は闇のおっさん、カラス、ポルターガイスト、重機くらいなものでバリエーションにも乏しい。

ただし、野外コンサート戦だけは面白かった。大量の敵が湧いてくるので私はここぞとばかりに敵を一箇所に集め、閃光手榴弾で一気に消滅させる。気分はテトリスはたまたぷよぷよ。銃撃戦よりもパズル寄りの戦闘に振った方が面白いような気がするなぁ。エピソード3は敵の湧きがうざかったのでライトで足止めしつつ、街灯(街灯に触れると敵が消滅する)へダッシュするプレイで敵を無視していたのだが単なる銃撃戦よりもこっちの方が燃えた。

診療所ではゲームデザイナーのぶっちゃけが聞ける。そのまんまマックスなんとかの話っぽいが、ここではマックスなんとかぽい悪夢の演出が発生し、マックスなんとかを思い出させる。開発変わったけどマックスなんとか3でも悪夢は健在なのかなぁ。

メタルバンドの北欧神話兄弟。Alan Wakeに登場するキャラはどいつもこいつも個性がよく出ている。イカれた世界はイカれたやつじゃないと理解できないってのはごもっともな話で。

仕事仲間のバリーはてっきり速攻死ぬキャラだと思ったが意外に生き延びる。初めは仕事だけの付き合いのような描写だが、実はアランのことを気にかけてる良いヤツだということが物語が進んでいく内に分かっていく。プレイ目線と原稿の記述、二つの視点からキャラを描いているので他のゲームよりもキャラの心理描写が細かく知れる。

またまたメタぽいフリでプレイヤーを翻弄するゲーム中ドラマ「ナイトスプリングス」。これまで多世界解釈や平行世界の可能性が示唆されてきたが、エピソード4では不条理な出来事の原因や経緯が明らかになっていき、多世界解釈や平行世界の話はブラフのような展開を迎える。果たしてブラフなのかそれとも・・・話を進めないことには分からないが劇中劇の使い方が上手い。本筋自体が世にも奇妙な物語とかトワイライトゾーン的な物語なのだが、ナイトスプリングスの存在がより一層そういう不条理さを高めている。オムニバス形式のああいうドラマが好きな人にはオススメの物語です。

ただ、30分のドラマと違って、こっちは10時間ないしはそれ以上かかってしまうので物語をしっかり把握して追うのがなかなか難しい。不条理な物語を体験できるのが利点ではありますが、不条理系ドラマにしては長すぎるし、ゲーム的要素(戦闘やら移動やら)が物語を間延びさせ、ドラマのように巻き戻して好きな場面を見返すことができない。これはゲーム媒体のジレンマですな。

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